【ズバリ!近況】熟年結婚・離婚で話題になったリポーター・菊田あや子は母の介護経験し終活専門家に

いつも元気いっぱいの菊田あや子さん【写真:ショーン】
いつも元気いっぱいの菊田あや子さん【写真:ショーン】

もう一度結婚しパートナーと一緒に人生を分かち合いたい

 不思議なことに、エンディングノートを書いたら「さぁ、生きよう!」「○○だけはしておこう!」っていう気になるんですよ。私もこのまま終わったらつまんない。母と同じ年まで生きるとしたら、あと30年以上ある。そんな長い時間を1人で生きて、毎日1人でごはんを食べるなんて。1人は気楽でいいですけど、パートナーと楽しく力を合わせて人生をまっとうしたい。ええ、もう一度結婚したいと思っていますよ! 縁はわからないですからね(笑)。

 前の結婚のときは「あや子ちゃんはもういっぱい仕事をしたわよ。ゆっくりして美術館行ったり、旅行に行ったりする人生も女性にはあるのよ」って言われて、「そっか」と思っちゃった。それで相手のことをよく知らないまま結婚しちゃった、それが間違いでしたね。私、料理が得意だから、朝からホテルのような食事を用意したり、やり過ぎたのもいけなかった。

自粛を経験し世の中の役に立ちたいと強く思うように

 去年、60歳になっちゃって、「どうする、この先!?」って思います。もともとあまり不安になったりしないタチなんですけど、この新型コロナでさすがの私も気持ちがゾワゾワ。そんなときに三浦春馬さんが亡くなって、眠れなかったほどです。三浦さんの特別なファンだったわけではなく、お会いしたこともないのに。あんなに成功して周囲に笑顔を見せていても、人の心の中はわからないなんて。

 私も泣き言はあまり表に出さないけれど、今は生き甲斐である仕事ができず、1人きりでいなきゃいけなくて、何もできないのがもどかしい。「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日系)のロケが先日ようやく動き始め、講演は12月と1月のオファーが入ってくるようになりました。もっとお仕事をして、世の中の役に立ちたい。コロナを経験して、余計にそう思うようになりました。

□菊田あや子(きくた・あやこ)1959年11月4日、山口県下関市生まれ。本名:菊田紋子。日本大学芸術学部放送学科在学中の1980年、ラジオ関東(現・ラジオ日本)のオーディションに合格しラジオ番組の司会に。25歳でワイドショー「ルックルックこんにちは」(日本テレビ系)、30歳で「モーニングEye」(TBS系)にリポーターとして抜擢され、主に食レポで活躍した。2015年9月、交際3か月で結婚も半年で離婚。2017~2018年、新潟放送の情報番組「なじラテ。」でメインMCを務めた。

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