紗倉まな、最新小説のモデル“美容整形くり返す高齢女性”は実の祖母 整形のため2週間「行方不明」もホント
セクシー女優、作家などマルチに活躍する紗倉まなが5日、都内で行われた小説『うつせみ』(講談社)の刊行記念記者会見に出席した。
![刊行記念記者会見に出席した紗倉まな【写真:ENCOUNT編集部】](https://encount.press/wp-content/uploads/2024/12/05142937/325a5574ce67ef58486aa576c529bb6c.jpg)
「ダウンタイムが終わってから戻ってきたことが」
セクシー女優、作家などマルチに活躍する紗倉まなが5日、都内で行われた小説『うつせみ』(講談社)の刊行記念記者会見に出席した。
「クルマは人生のパートナー」 ポルシェにランドローバー…31歳人気女優の愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)
本作は、初めて書き下ろした小説『最低。』が瀬々敬久監督により映画化され、続く『春、死なん』も2020年度野間文芸新人賞候補作になるなど、作家としても注目を集める紗倉の小説最新作。美容整形をくり返す79歳の祖母とグラビアアイドルの主人公を中心に、ゴールの見えない“美しさ”に翻弄(ほんろう)される女性たちを描いた話題作となっている。
美容整形をくり返す人を“79歳の祖母”にした理由を問われた紗倉は「実は私の実在する祖母が整形を繰り返していて(笑)、もう80を超えている祖母なんですけど、小説の冒頭にあった『行方不明になって実は整形をしていた』というシーンは、本当にあったシチュエーション」と告白し、「側から見ているとずっと不思議で、ある意味、美醜で戦いフィールドから抜け出した世代なのかなと思っていたんですけど、祖母はずっと美しくあり続けたいという気持ちを強く持っていて、2週間くらい帰ってこなくて、“何か事件にでも……”って心配をしていたら、ダウンタイムが終わってから戻ってきたということがあったので、これは絶対に書きたいなと思いました」と声を弾ませた。
そんな祖母から反響は届いているか尋ねられると「毎回、文芸書に寄稿するたびに感想をもらうんですけど、これに関してはまだ何も来ていなくて(笑)」と苦笑し、「ご近所でも破天荒なばあちゃんとして周知されているので、ご近所の方が『またお孫さんが書かれたそうですよ』って教えてくれているそうなので、絶対に知っていると思うんですけど、いまだに連絡が来てないのと、私からも『出したよ』とは言いづらくて、“いずれ向き合うことになるだろうな、このバトルは”って感じています」と吐露した。
なお、『春、死なん』では高齢の男性の性を書き、今回は高齢の女性の美醜にまつわる話を書いた紗倉は「昨日も『うつせみ』に関するお話をしたときに、『破天荒なおじいちゃん、おばあちゃんを書きたい気持ちがあるんですか?』と聞かれたんですけど、もしかしたら私の心の奥底にはそういう思いがあったのかもしれません」と笑いつつ、「自分から離れた世代ではあるんですけど、私にとってはイベントで会ったり、かなり身近な存在だったりして、特別、高齢だからとこだわる意識はなかったんですけど、書くのが好きみたいなので、今後も狂人じいちゃん、ばあちゃんシリーズを続けていきたいなと思っております」と語った。
![](https://encount.press/wp-content/themes/encount.press-pc/img/hatena_white.png)