『透明なわたしたち』最終話、“尾関”林裕太の視点で真相が明らかに “碧”福原遥は立ち尽くす
ABEMAオリジナル連続ドラマ『透明なわたしたち』(全6話)の最終話が21日午後11時から無料配信される。このたび、最終話では無差別傷害事件の犯人である尾関(林裕太)の視点で真相が明らかになる。
21日午後11時から無料配信
ABEMAオリジナル連続ドラマ『透明なわたしたち』(全6話)の最終話が21日午後11時から無料配信される。このたび、最終話では無差別傷害事件の犯人である尾関(林裕太)の視点で真相が明らかになる。
『透明なわたしたち』は、福原遥演じる週刊誌ゴシップライターの碧(あおい)が、2024年渋谷で起こった身元不明の青年による凶悪事件の犯人が高校の同級生ではないかと気付き、高校時代を回想しながら、真相を追いかけていく社会派群像サスペンス。
21日配信の最終話では、渋谷スクランブル交差点で起こった無差別傷害事件の犯人である尾関(林裕太)の視点で物語の真相が明らかに。尾関は、なぜ凶悪犯になったのか。面会室で向き合う碧(福原)は尾関が語る過去の真相を目の当たりにし、立ち尽くす。碧たち6人が出した答えとは……。
第5話では碧(福原遥)が自暴自棄に…一ノ瀬(金子大地)と酔った勢いで一夜を共に
第5話では、碧の働く編集部のもとにサクラ(菊地姫奈)が訪れ、今まで見えてこなかった尾関の一面が明らかとなった。道端に咲いている花をみていた尾関に声をかけたサクラは、尾関の高校時代の話を聞き、尾関が文化祭でダンスを披露した際にしていたというメイクを施すことに。サクラはメイクをした尾関と歩きながら、「ユリの動画を見てさ、うらやましかったんだよね。私にも勇気があれば透明じゃなくなるのに」と声をかけ、その場を後にした。
「事件に関係することは何も言っていなかった」と話すサクラだったが、「この人ならちゃんと書いてくれるかなって。あのお兄さんは他の記事に書かれているような人じゃないと思います」と、編集部を訪れた理由を明かすと、碧の感情にも変化が。
今まで追いかけてきた尾関の印象が変わっていくのを感じた碧は、事件に関する記事を思うように執筆できずにいた。そんな中、自分の意図しない方向で尾関に関する記事が配信されてしまい、さらに追い打ちをかけるように過去にスキャンダル記事を書いた芸能人の自殺未遂のニュースをみて、仕事に対する失望に似た感情を抱き自暴自棄に。偶然再会した一ノ瀬(金子大地)と酔った勢いで一夜を共にした。
失意のまま富山に戻ってきた碧だったが、風花(小野花梨)から「こっち戻ってきたら楽になれると思っとるん?」と聞かれ、口論に。風花の富山での生活をうらやましく思い、自身の仕事に対し「もう何書けばいいか分からん」と憤る碧に対し、風花は「私以外、みんな幸せに見えるから」と、自分が高木を犯人だと投稿し拡散させた“トモダチ”のアカウント所有者であったと明かすのだった。
一方、喜多野(伊藤健太郎)のもとにも闇バイトの範ちゅうを超えた危険な仕事の依頼が舞い込む。仕事を断ろうとするも、「辞めたらどうなるか分かるよね? お前、もう犯罪者だから」と返されてしまい、なくなくその仕事に加担するが、寸前のところで逃げ出し……追い詰められた喜多野は自ら命を絶とうとするが、間一髪のところで梨沙(武田玲奈)に呼び止められ我に返った。