岩井俊二、ラジオで新作映画を語る きっかけは樋口監督との「カプセル怪獣けいかく」
「それなりにみんな工夫していける耐久力や免疫がある」
ウィズ・コロナの時代、配信が増えている現状について「映画がいろんな見られ方をしていくことに関しては、そんなにネガティブではない。映画は100年ちょっと前に始まって、20年サイクルくらいで技術革新などの変化が起きている、なかなか安心できない業界。なので、不意にこういうことになっても、それなりにみんな工夫していける耐久力や免疫がある。うまく折り合いながら続いていくと思う」と前向きに語った。
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全編ほぼリモートでの撮影となった新作「8日で死んだ怪獣の12日の物語」。Zoomでの会話シーンについて聞かれると「斎藤さんも武井さんもご自宅で。機材のセッティングもご自分でやっていただいた。僕も自宅から、画面を見ながら指示して。始まるとノンストップのライブみたいな感じで撮影した」撮影の裏話を明かした。
最後に「コロナの大変な時期に、映画を作るとは思ってなかった。自然に作らされて出来上がってしまったような不思議な映画。だんだん大きくなって、まだまだ大きくなりそうな可愛らしい映画なので、ぜひ楽しんでいただければと思います」とリスナーに呼び掛けた。
番組の模様は、radikoのタイムフリー機能で、放送1週間後まで聞くことができる。