岩井俊二、ラジオで新作映画を語る きっかけは樋口監督との「カプセル怪獣けいかく」
ニッポン放送は26日、中井美穂が担当のラジオ番組「LOVE MELODY」(毎週土曜、午前8時30分~)の25日の放送に最新映画「8日で死んだ怪獣の12日の物語」のメガホンをとった映画監督の岩井俊二氏がゲスト出演したことを報告した。
ニッポン放送「LOVE MELODY」にゲスト出演
ニッポン放送は26日、中井美穂が担当のラジオ番組「LOVE MELODY」(毎週土曜、午前8時30分~)の25日の放送に最新映画「8日で死んだ怪獣の12日の物語」のメガホンをとった映画監督の岩井俊二氏がゲスト出演したことを報告した。
中井美穂がパーソナリティーを担当した25日の「LOVE&MELODY」。この日は斎藤工らが出演の映画「8日で死んだ怪獣の12日の物語」(7月31日からテアトル新宿ほか全国のミニシアターで公開)で監督を務めた岩井俊二氏がゲストで登場。
中井は「岩井さんがこの映画の監督をやるというのが不思議。面白いことをおやりになるんだなと思いました」と話すと、「始まりは些細なことで。(『シン・ゴジラ』の監督・特技監督でもある)樋口真嗣監督とその友達が、『カプセル怪獣けいかく』という短い動画を作っていて、その依頼を受けて考えていたら、話が膨らんで映画になってしまった。最初は映画にするつもりはなかったので、登場人物の名前も半分本名みたいな感じになった」と岩井監督は今回の経緯を明かした。
また「現場での撮影は難しいので、予定していたものは大体止まりました。僕は物語を考えるのに時間を使うので、たっぷり時間ができた分いろんなお話を考えたりした」と自粛期間中は創作の時間に充てていたことを説明。一方で、「周りの友達や役者、スタッフはみんな大変なので、少しでも何かできないか、みんなが活動できる場所を作らなければと思っていた」と語った。
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