姉と役を争奪戦? 双子声優の私生活の舞台ウラ 松田颯水が明かす「双子のサバイバル」

「人体のサバイバル!」の場面カット(C)Gomdori co., Han Hyun-Dong/Mirae N/Jeong Jun-Gyu/Ludens Media /朝日新聞出版・東映アニメーション
「人体のサバイバル!」の場面カット(C)Gomdori co., Han Hyun-Dong/Mirae N/Jeong Jun-Gyu/Ludens Media /朝日新聞出版・東映アニメーション

「宇宙のサバイバルに興味があります」

――そんな「人体のサバイバル!」の見どころは?

「幼い頃から好きだったんですけど、体内の中に入ってる“ごっこ”! みんな、しませんでした?」

――いや、私はしませんでしたが、面白いので続けてください(笑)。

「しないか(笑)。“我”はそういうのが好きで、お掃除のときとか、『ここは口の形みたい。だから歯磨きするんだ』みたいなことを言いながら、ホウキやブラシで遊んでいたんです。自分たちは“ごっこ”しかできなかったけど、代わりにジオ君とノウ博士が人体の中に入っていく。こんなアニメが当時あったら、めちゃくちゃ楽しかったよなと思っているので、そこが一番の見どころかもしれないです」

――上映方式の一つに、MX4Dがありますね。映像に合わせて、椅子が動いたり、光、風の演出がある、アトラクション感覚の上映システムです。

「楽しみですよね。作品の中では、『この匂いは?』『この光は?』といった場面がたくさん出てくるんです。ポスターにも描かれていますけど、この赤血球が出てくるところは、どのようなMX4Dの表現になっているのか。“我”は存じ上げないんですけども、おそらく映像だけで観るよりも、みんなの記憶に強く紐づくと思うんです。香りや動きが映像とリンクして、その刹那の楽しいだけじゃなくて、大人になってからも、『あれはめっちゃ楽しかったな』と思えるようなシーンがたくさんあると思います」

――ご自身はMX4Dでご覧になったことは?

「あります。初めて観たのは、マーベル・コミックのアクションでした。揺れて、戦って……みたいな感じで楽しかったですね。特に強く揺れるシーンだったりはめちゃめちゃ記憶に残るので、今回は衝撃のオンパレードだと思います」

――「科学漫画サバイバル」は最新巻が71巻という膨大なシリーズ。今回の人体だけではなく、生き物、自然、災害、環境問題、AI、宇宙……。アニメ化が続けば、松田さんの当たり役になりそうですね。

「我は、SF大好きっ子だったので、宇宙のサバイバルに興味があります」

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