お笑いタレントの明石家さんまが28日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』（午後10時）に出演。27日に行われた自民党総裁選で、決選投票に進めなかった小泉進次郎氏とのエピソードを披露した。

　さんまは「進次郎君は（妻の）滝川（クリステル）のおかげでちょっと知ってるんですよ」と関係性を明かした。「今回は残念ながら」と話したものの、「若いしな。“もし、総裁になったらえらいこっちゃな”って逆に心配してたぐらいで。（43歳で）若すぎるから。だから50（歳）超えても十分。次の次の総裁でもええねんけども」と見解を示した。

　小泉・滝川夫妻について、さんまは「オレもちょっと歩いてたら、奥さんと進次郎君、犬連れて散歩してらっしゃったとこ（に）バッタリ会うて」と東京・西麻布で遭遇したことがあるとした。「滝川が声かけてくれて。『おお、元気かぁ』って言うて、オレが近づいて行ったら、夜だったんですけども、ブワッとSPが（出てきて）」と振り返った。

　驚きの声が上がる中、さんまは「犬の散歩でも（SPが）ついてはんねん。あれぐらいのクラスの人は。『オレ何もしてへんから』言うて、『ああ、さんまさんだ』言うて、そいつらSPも。『何やさんまさんか』『何やってなんや』言うて。犬も喜んでくれてな。大きな、あれはゴールデンレトリバーかな。今は知らないけども、前は。頭もなでて、あごもさすったから」と裏話を明かした。

　また、村上ショージから「あんた、絶対、総理にはなられへん」といじられたさんまは、「“総理になってほしいタレント”で1位になってんねんな、オレな」と告白した。村上が「ええ？　ホンマですか」と驚くと、「“ファンが選ぶ”やで。アンケートによると、オレが“次の総理は芸能人で誰”っていうので1位になってんねん、オレ。ならへんよ。もしなってくれ言うても断るよ。それ分かってるよ」と返した。