大谷翔平、盗塁記録で日本人最多まであと「2」も…川崎宗則が「“イチロー超え”ではない」と力説するワケ
漫才コンビ・ハイヒールのリンゴが23日、月曜レギュラーを務める関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に生出演。番組では20日にメジャーリーグ前人未到の50本塁打・50盗塁を達成したドジャース・大谷翔平を取り上げた。
リンゴ「こうなるとケガが怖いじゃないですか」
漫才コンビ・ハイヒールのリンゴが23日、月曜レギュラーを務める関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に生出演。番組では20日にメジャーリーグ前人未到の50本塁打・50盗塁を達成したドジャース・大谷翔平を取り上げた。
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記録をこの日も積み上げて「53-55」とし、チームの優勝争いにも貢献する大谷について、リンゴは「ご本人がおっしゃってた“ヒリヒリする9月”っていう、ホントにそうなってますよね。ずっと見てられる」とコメント。
眞鍋かをりは「ずっと応援してて、“50-50”ぐらいまではすっごい喜んでたんですけど、51からなんか怖くなっちゃって。ちょっとすごすぎて引くってあるんですね」と大谷の偉大さを表現した。
直近4試合は18打数14安打、打率.778となり、MCの青木源太アナウンサーは「残り6試合だから、このペースで行くと、“60-60”もいっちゃうんじゃないかって、ちょっと思っちゃうんですけども」と思わず笑った。
リンゴは「奥さまね、こうなるとケガが怖いじゃないですか。家で“これちょっと持ってて”とか言うの嫌やな」と勝手に真美子夫人の心情を推測。眞鍋は「言わないんじゃないですか」と口にしたが、リンゴは「嫌やあ、ケガされたら」と顔をしかめた。
この日はブルージェイズなどでプレーし、独立リーグ・栃木に所属する川崎宗則がリモートで解説した。「ラスト10試合を切ってからの翔平さんのラストスパートの前傾姿勢というか、僕が今まで見ている翔平さんの中でも考えられないですね。こんな翔平さん初めて見ました」と9月での“大爆発”に目を丸くした。
番組では大谷の数字をなぜかNPB球団のチーム成績とも比較。53本塁打は広島、55盗塁も阪神、中日、巨人をそれぞれ上回ってるとした。川崎は、ルール改正(けん制制限、ベースのサイズアップ)で盗塁はしやすくなったとした上で、本塁打の増加とあわせて「翔平さんの努力ということしか考えられないですね」と称えた。
また、川崎が、今春のキャンプの大谷の状態を見て「本塁打は50本以上期待できる。打率3割残して、盗塁も40個以上。そんなシーズンになる」と予想していたことを紹介。“大的中”について、本塁打は「去年は1か月試合に出てない状態で40本以上打ってた」こと、盗塁は「今年のキャンプですごい走るトレーニングをされて。2歩目ぐらいで最高速度に乗るようなトレーニングをして、積極的に増やしたいというのが見られました」とそれぞれ根拠を説明。「(盗塁は)はるかに僕の予想を超えてます。50個以上ですから」と舌を巻いた。
残り6試合での大谷について、ド軍が地区優勝を決めると、ケガのリスクから盗塁にストップがかかる可能性を指摘。投手復帰する予定の来年も「盗塁企画は減ると思う」と見解を示し、「今年は貴重な年」とした。
大谷があと1個で並ぶイチローの持つ日本人最多盗塁56個の更新について、イチローへの敬愛を公言する川崎は「“イチローさん超え”ではありませんね。新ルールなので。これは違います。イチローさんは前ルールですから」と思いを垣間見せつつ、「新しいルールの中で55個ですけど、記録は伸びますよ、まだまだ」と断言。そして、「一番、翔平さんが欲しいのは、個人記録よりもポストシーズン、(今は)地区優勝なんですよ」と気持ちを代弁した。