Number_iコンサート入場時に本人確認…チケット高額転売を阻止へ TOBE滝沢秀明代表「さらに強化した対応を」

Number_i(平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太)が20日に公式サイトを更新し、コンサート入場時に本人確認を実施することを発表した。グループが所属するTOBEの滝沢秀明代表も同社の公式Xで声明を出し、この措置が「チケット高額販売」を阻止する目的であることを強調した。

Number_i【写真:(C)TOBE Co., Ltd.】
Number_i【写真:(C)TOBE Co., Ltd.】

グループ初の全国ツアーで実施

 Number_i(平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太)が20日に公式サイトを更新し、コンサート入場時に本人確認を実施することを発表した。グループが所属するTOBEの滝沢秀明代表も同社の公式Xで声明を出し、この措置が「チケット高額販売」を阻止する目的であることを強調した。

 Number_iの公式サイトでは、10月3日~12月26日にかけて開催されるグループ初の全国ツアー「Number_i LIVE TOUR 2024 NO.I 」で、入場時に本人確認を実施することを伝えた。

「各会場にてご入場時に、全ての代表者様のご本人確認を実施させていただきます。会員様へご案内しておりますチケットのお申込み・ご入場方法は、お客様に安心してご来場いただき、ご家族やご友人と共にお楽しみいただくことを目的としておりますが、一部の方によるチケットの転売行為が見受けられております。改めてのご案内となりますが、営利目的のチケット申し込み、購入、譲渡、転売は固く禁止しております」

 その上で「判明した場合は該当するチケットは全て無効となり、ご入場をお断りさせていただきます。公式以外でのチケット転売・購入・お客様間での売買は絶対に行わないで下さい」「本公演はリセールサービス対象公演です。チケットをご購入後にやむを得ずご来場いただけなくなった場合や、チケットをご希望の会員様は、公式リセールサービスのご利用をお願いいたします」と伝えた。

 TOBEの公式Xでは、滝沢氏が声明を発表した。

「皆様にお知らせです。以前にもコンサートチケットなどの転売やお客様間で売買をする事は法律上認められていない旨をお伝えしました。そのため、TOBEでは皆様が楽しみながらルールに沿ってチケットを扱って頂く事を前提に運営をしてきましたが、一部TOBEを応援する方ではなく、転売を目的とした方がいる事や私達が発行したチケットを高額販売している事、それを買ってしまう方がいる事、本来の目的ではない事が残念ながら起きています。また、チケットを購入したけれど手に届かなかったなどの被害もお聞きしています。購入して頂いたチケットはお客様にも責任を持ってお取り扱い頂くので、私達がその行方を追う事はなかなか難しいのが現状です」

 この現実を踏まえ、「私達が今出来る対応として、心苦しいですが、これからツアーを開催するNumber_i公演につきまして入場時の本人確認を実施したいと思います」「本当はお客様の情報提示を求めたりしたくないのが本音ですが、純粋に応援して下さる方々を守る為に厳格化する事に決めました。以前より検討しておりますが、今後さらに強化した対応を取れるよう、準備も進めております」と報告した。

 そして、「対応が遅いと思われた方々、申し訳ございません」と謝罪し、「一度に厳しく対応することも本来は可能かもしれませんが、あらゆる方法で人場を試みる方がいるのが現状ですので、今回は代表者、同行者の方も含め皆様のご協力をお願いします」と呼びかけた。

次のページへ (2/2) 【写真】滝沢秀明代表の固い決意を示した声明文
1 2
あなたの“気になる”を教えてください