元SKE48の北野瑠華が14日、都内で1st写真集『触れて、みる？』の発売記念イベントを行った。同写真集などについて語った。

　北野は、写真集のオファーを受けた当時を振り返って「『ついに来た！』と思うくらいうれしかった」と語り、「心の底からうれしく思いました」と心境を明かしてニッコリ。タイトルについて「アイドル時代だったら皆、秋元（康）先生が考えてくださって、その人に意味があるものをたぶんつけてくださったと思うけど、私は卒業してしまった」ため、「いろんなアイドルさんだったりタレントさんだったり女優さんだったりの写真集をめちゃくちゃ検索して」猛勉強したという。

　その末に「新しい北野瑠華を見てほしい、と思ったんですけど、見てほしいとストレートに言うのではなく、はかない、触れたくても、触れられない遠い存在を表現したくて『触れて、みる？』とした」と説明。「今まで見たことがない私が詰まった最高の一冊になっている」と自画自賛した。

　同写真集で沖縄を舞台に、初めての海での水着撮影などさまざまなシチュエーションに挑戦した。「今出せる最大限の表現をしたいなと思っていたので、衣装とかもけっこうこだわって選んで、沖縄の雰囲気に合うように、そして自分の魅力を最大限引き出せるように、撮影に臨みました」と話した。

　今年6月に同グループを卒業したばかりの北野。「アイドル時代、人気がなくて（笑）」とあけすけに言い、「グラビアでは結構やらせてもらったんですけど、ちょっとあんまりね、SKEの運営から売上を見込めないと思われたのか、あまり（パフォーマンスを行う）メンバーには選ばれなかった。でも卒業してタレントを続けていくっていうことを発表したら、『グラビアも続けてほしい』という声がありがたいことにたくさん届いた。『じゃあ、やろう』ということでできた写真集です」とニッコリ。さらに「見返したいですね、SKEの運営」と笑った。

　同写真集の自己採点は「1億満点」。「皆さんに見てもらったときにどういう反応があるのか、どういう感想が生まれるのか、とってもドキドキしたんですけど、本当に『1冊目にして最高の写真集だ』ってそういう声がたくさん届いて、写真集を出せてよかったと心の底から思えたし、本当に自信をもって最高の作品だと思える一冊なので、1億点というめちゃくちゃ高い点数をつけたいなと思います」とほほ笑んだ。