【Dark Idol】親は反対も進んだ選考 慶応大卒・石川侑依が挑んだアイドルの道「キラキラの裏には苦労や苦悩」
格闘家の朝倉未来が発起人となり、芸能事務所「ASOBI SYSTEM」とABEMAの共同で行っているアイドルオーディション番組『Dark Idol』。6月から始まった選考もいよいよ大詰めになっている。合宿審査を通過し最終審査へ進む9人にENCOUNTはインタビュー、全9回に渡り連載していく。第5回は放送前から朝倉のYouTubeチャンネルに出演していた慶応大出身の石川侑依さん。
最終審査へ進む9人をインタビューvol.5
格闘家の朝倉未来が発起人となり、芸能事務所「ASOBI SYSTEM」とABEMAの共同で行っているアイドルオーディション番組『Dark Idol』。6月から始まった選考もいよいよ大詰めになっている。合宿審査を通過し最終審査へ進む9人にENCOUNTはインタビュー、全9回に渡り連載していく。第5回は放送前から朝倉のYouTubeチャンネルに出演していた慶応大卒の石川侑依さん。
同番組は挫折や葛藤をもつ女性のセカンドチャンスを応援し、女性が人生を自らの手で
変える瞬間を見届ける、“アイドル”の概念を覆す新しいかたちのアイドルオーディション番組。
◇ ◇ ◇
――朝倉未来さんのYouTubeに出演された時から注目されていましたが、オーディションでは苦しい場面も多かったと思います。ここまでどんな思いで戦ってきましたか。
「今回、初めて本格的に表に立つ経験をすることで、“表舞台に立つこと”を良い意味でフラットに考えられるようになりました。今までは、漠然と表舞台のキラキラした華やかな世界に憧れていました。しかし、その裏には多くの苦労や苦悩もあることをオーディションだけでも多くの場面で感じました」
――親に反対されながら受けていたオーディション。メンタルは万全ではなかったと思いますが、いかがでしたか。
「書類の応募から今日までの間、情緒不安定になることが多かったです。私は、普段から自己肯定感が高く、根拠のない自信があるところが取り柄でした。しかし、何か上手くいかない事があると自分で自信を保てなかったです。また、先が見えない点と、ダンスやSNSなどやる事全てが初めてだった点から、常に不安の感情も付きまとっていました」
――オーディションが進むにつれて親御さんの反応に変化ありましたか。
「父には毎度進捗を報告していました。『冷静になった方が良いんじゃない』『本当に大丈夫なの?』と言われていました。基本、期待されてないので(笑)。まさか私が最終選考まで残るとは思っていなかったのか、合宿で残れたことを報告したときは少し驚いていた様子でした」
――合宿で最終候補に残った心境は。
「今までは一人で黙々と努力した経験しかなかったです。しかし、今回の企画で初めて、周りの方たちに応援してもらう挑戦をしました。するといつの間にか私よりも周りの人たちの方が自分よりも熱量を持って応援してくれるような状況に気が付きました。こんなに応援してもらえる環境や人に恵まれている私はとても幸せ者だと感じています。感謝の気持ちでいっぱいです」
――これまでのアイドルオーディションとは違い、アイドル好きだけではないさまざまなジャンルの視聴者がオーディションを見ていたと思います。この番組を通して伝えたいことは何ですか。
「Dark Idolでは、さまざまな理由や事情があって夢を諦めかけた人たちが応募しています。おそらく、ほとんどの人が、純粋な夢をあきらめてしまった経験をしていると思います。アイドルという、少し前までの私には現実味のなかった夢に向かって頑張る姿を見てもらうことで、夢を持つという純粋な気持ちを思い出して大切にしてくれたらとてもうれしいです」
――ラストへ向けての意気込みをお願いいたします。
「ここまで残れただけでも奇跡だし感謝しかないので、最後は残った者として番組を盛り上げられるよう頑張ります」