ラッパー般若、警察官役でドラマ初主演 違法薬物摘発のために潜入捜査…実話がベース
ラッパー・般若のドラマ初主演作となるABEMAオリジナルドラマ『警視庁麻薬取締課 MOGURA』が2025年1月ごろから放送スタートすることが7日に発表された。併せて、本作のティザービジュアルおよび特報映像が公開された。
2025年1月ごろから放送スタート
ラッパー・般若のドラマ初主演作となるABEMAオリジナルドラマ『警視庁麻薬取締課 MOGURA』が2025年1月ごろから放送スタートすることが7日に発表された。併せて、本作のティザービジュアルおよび特報映像が公開された。
本作は、ラップスキルのある警察官が、覚醒剤や麻薬などの違法薬物を摘発するためにラップグループに潜入捜査を行ったという実話を基に描く「ABEMA」オリジナルのHIPHOPエンタメドラマ。主人公となる警察官・伊弉諾翔吉(イザナギ・ショウキチ)を演じるのは、本作がドラマ初主演となるラッパーの般若。また、本作には実力派のラッパー達が多数出演し、成海璃子、吹越満、吉村界人、眞木蔵人、風間俊介といった実力派の豪華俳優らが脇を固める。
般若が演じるのは、とあることがきっかけでラッパーの大麻使用を一斉摘発するためにラップグループで潜入捜査する警察官・伊弉諾。成海は麻薬取締課に所属し、ラッパーが関わる大麻事件を数多く担当している女性刑事・高橋舞子を、吹越は、伊弉諾と高橋の直属の上司で、長いキャリアで培ってきた大麻捜査の勘を生かすベテラン刑事・草田勘九郎を演じる。
このほか、伊弉諾が潜入するラップグループと同じエリアで活動し、対立するラップグループのリーダー・Born-Dを吉村が、ラッパーたちが通うクラブのオーナーのハルクを眞木が、伊弉諾らが属する警察署の管轄エリアの市長で、大麻根絶を主張し“若者の明るい未来を作る”をモットーに活動する安堂誠を風間がそれぞれ演じる。本作に出演するラッパーたちの詳細は後日発表となる予定だ。
そして本作は、鈴木おさむ氏が放送作家・脚本家の引退前に企画・プロデュースした作品となり、ラッパーの漢 a.k.a. GAMIから3年前に聞いた衝撃の実話を基に企画された。制作を手掛けるのは、『余命10年』、『青春18×2 君へと続く道』、『帰ってきた あぶない刑事』など次々に話題作を世に放つ気悦のコンテンツスタジオ・BABEL LABEL。監督は、般若をはじめとした数々の有名アーティストたちのミュージックビデオや広告、ドラマ作品等の制作を手がけるBABEL LABELの志真健太郎氏と、ラッパーやアイドルをはじめとしたアーティストのミュージックビデオを中心に、広告の制作も手がける南虎我氏の2人が務める。
本作の放送決定に伴い、ティザービジュアルと特報映像も公開に。般若、成海、風間の3人が集合したビジュアル、それぞれが鋭い視線を放つソロショットのビジュアルには、KANDYTOWNやKOHHなど名だたるHIPHOPアーティストのアートワーク実績を多数持つ上岡拓也氏をグラフィティーアーティストとして起用し、本作の世界観に彩りを添えている。
また、特報映像では、映像の冒頭にラッパーとしてラップグループへの潜入捜査を命じられ、困惑した表情を浮かべる伊弉諾の姿が。いち早く、『警視庁麻薬取締課 MOGURA』の世界観を味わうことができる。
般若は「まず、主演と聞いた時は間違っているんじゃないかと思いました。驚きましたし、多少戸惑いました。脚本を読んだ時は、普通じゃない、かなり攻めている作品だなと思いました。奥が深いなと。“大麻撲滅”っていう一方通行なストーリーだったら嫌だなと思ったのですが、そうじゃなかったです。メッセージ性もあるので」と初主演作への思いを吐露。
自身が演じる伊弉諾について「不器用でまっすぐな男なんじゃないですかね。時に力づくでやろうとして、結果、潜入捜査をすることになったので。彼を通じて『こういう人間もいるんだ』ってドラマを見てくださる方々の気持ちが引き込まれていけば、本望です」と伝えた。
そして、「このドラマは少し特殊で、まずしっかりと実力派の俳優陣がいて、そして今後明かされていきますが、HIPHOPを聴いている人たちだったら誰でも知っているような人も出てきます。このなかなかあり得ない、ミックスされている感じが面白いし見どころになると思います。扱っている題材が薬物だったりと、内容はかなり刺激的なものになっているので、楽しみしていただけると嬉しいです」とメッセージを残した。