福岡在住芸能人として中澤裕子、ゴリけん、パラシュート部隊の斉藤優＆矢野ペペ、そして東京在住で福岡出身芸人のカンニング竹山が6日、フジテレビ系『ぽかぽか』（月曜～金曜午前11時50分）に出演し、「住んでわかった驚きの福岡SP」を展開した。

　番組冒頭、斉藤が福岡名物の和菓子「筑紫もち」をハライチの岩井勇気に結婚祝いとして贈り、スタジオは笑いに包まれた。岩井は「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べると、澤部佑が「お酒とか無しで……」と冗談でツッコミを入れる場面があった。

　福岡出身のカンニング竹山は、今回の出演に少し戸惑いを感じている様子で、「福岡出身だけど東京都民になって34年目。今日なんで、この並びに呼ばれているのか。ホーム東京だし。ノンストップ！終わって来たらこの並び。だから、みんな移住者組だけど福岡出身は俺だけっていう。18歳までいたから」と率直な意見を伝えた。

　その後、ゴリけんが「うどんがかなり有名で。福岡が発祥なんですけど……」と口を開くと、ハライチ澤部佑は「うどんって!?」と仰天。岩井勇気も「そんなことないでしょ」と疑った。斉藤は「中国から福岡にうどん文化が伝わった」と説明し、ゴリけんも「ラーメンが有名だけど、うどん発祥は福岡」と改めて強調した。

　福岡のうどんの特徴として、コシがなく柔らかいことが紹介され、福岡のうどん3大チェーン店「ウエスト」「牧のうどん」「資さんうどん」が挙げられた。「ウエスト」は居酒屋メニューも豊富で、丸天やフライドポテトが182円（税込200円）という驚きの価格だそう。斉藤は「ウエストが高田馬場にできたんですが、安すぎて潰れたといううわさがあります」と話し、スタジオを沸かせた。

　竹山は「資さんうどん」が今冬、東京・両国に初進出することを明かし、福岡の人々の間で大きな話題になっていると話す。以前、東京に3日間限定で出店した際には、400人以上が行列を作ったとのことだった。

　また、福岡のうどんが柔らかい理由として、小室瑛莉子アナは、「『牧のうどん』さんに伺いました。昔から福岡の人はせっかちな人が多く、素早くうどんを提供するために、ゆで置きの麺を、さらにもう一度茹でて提供していた。その名残りで今も麺が柔らかい」と伝えた。