――「野性爆弾」くっきーさん、「キングコング」西野亮廣さんなど、芸人としての活動以外にアーティスティックな活動で注目を集めている先輩もいます。屋敷さんは“版画アーティスト”として、芸人活動とアーティスト活動の両立、どうお考えですか。

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「とりあえず今回は、自粛期間中に暇だったから彫った作品を集めたので……、そもそも自分の版画にぜんぜん自信がないんです。作品がくっきーさんのようになるとは思えませんし(笑)。ただ、ここからチャレンジしたい気持ちもあります。写真をそのまんま彫るのではなく、ちょっと自分なりのアレンジを加えて、作品にするのもいいかなと思っています」

――今後、版画で作品にしたい人物や物は。

「人間は彫りまくったので、モン・サン・ミッシェルとか彫りたいですね(笑)。何度もモン・サン・ミッシェルの画像を見て、累計2時間くらいは見たと思います。でも勇気が出ませんでした」

――現段階で技術的に足りない部分があるのでしょうか。

「今は真っ白か、真っ黒か、なんですよ。光でボヤっとしている白、ピカッと光っている白、いろんな白を表現できる技術を身につけたら、もっと作品の幅が広がると思っています」

――版画を始めた理由のひとつとして「大人で版画をしている人をあまり見たことがない」と話していましたが、最近「宮下草薙」草薙航基さんも版画作品を公開しています。

「びっくりしましたよ!絶対に(霜降り明星の)粗品がアドバイスしたと、僕は睨んでいます。『ヒルナンデス!』(日本テレビ)で草薙くんが版画をしてたんですけど、マジで個展だけはせんでくれよ!と言いたいです(笑)」

――粗品さんの名前が出ましたが、粗品さんは最近「note」(文章・イラスト・音楽・映像などの作品を配信するウェブサイト)を始めたことを報告していましたね。

「noteを始めたり、『さらば青春の光』森田(哲矢)さんがやっている『モルック』(フィンランド発祥のスポーツ)に手を出したり、粗品は本当に『梨泰院クラス』(Netflixにて配信)のチャンガの会長みたいなヤツですよ!僕らみたいな細々とやっているやつらを全部潰そうとしてるんです!」

――ニューヨークさんは“第7世代のリーダー”ですので、ガツンと言いたいところですが……

「リーダーですけど、今だいぶ追いやられて、変なことになっています(笑)。でも、いつか、粗品に土下座させます!」