「ニューヨーク」屋敷、粗品を敵視!?「僕らを潰そうと…」 版画個展開催で“土下座公約”
2019年の「M-1グランプリ」ファイナリスト、お笑いコンビ「ニューヨーク」屋敷裕政による初の個展「ヤシキ版画展2020」が、18日より東京・渋谷のヨシモト∞ドーム・ステージ2で始まった(7月31日まで開催)。自粛期間中に始めた新たな趣味・版画は、約2か月間で60作品を制作。“版画アーティスト”となった屋敷の作品へのこだわり、今後のアーティスト活動について単独インタビュー。また、「霜降り明星」粗品ら“お笑い第7世代”の芸人芸術活動事情にも注目し、屋敷の本音に迫った。
2019年の「M-1グランプリ」ファイナリスト、お笑いコンビ「ニューヨーク」屋敷裕政による初の個展「ヤシキ版画展2020」が、18日より東京・渋谷のヨシモト∞ドーム・ステージ2で始まった(7月31日まで開催)。自粛期間中に始めた新たな趣味・版画は、約2か月間で60作品を制作。“版画アーティスト”となった屋敷の作品へのこだわり、今後のアーティスト活動について単独インタビュー。また、「霜降り明星」粗品ら“お笑い第7世代”の芸人芸術活動事情にも注目し、屋敷の本音に迫った。
「ニューヨーク」屋敷裕政“ヤシキ版画展2020”開催記念インタビュー
――初の版画個展開催おめでとうございます。たくさんの作品が飾られていますね。
「展示している作品は、59作品です。クラウドファウンディング『SILKHAT(シルクハット)』で支援してくださった皆さんへのプレゼントを含めると、全部で60作品になります」
――これまでSNSやテレビ番組で作品を公開してきましたが、この個展でしか見られない作品もあるのでしょうか。
「SNSに載せていない作品があります。これも初公開です(ニューヨークの2人でハートマークを作った版画、会場内に大きく印刷され飾られている)」
――特に気に入っている作品を教えてください。
「唯一、風景で彫った東京タワーが気に入っています。版画は紙をめくるまで、どんな作品に仕上がっているか自分でも分かりません。この東京タワーを彫った時は、途中で何度もくじけそうになりましたが、いろんな写真を見て彫った自信作です」
――版画を彫る際、こだわっていることはありますか。
「なるべく似るように……ですかね(笑)。こだわっているというか、版画は白と黒だけ表現する芸術なので、カッコよく見せたいと思っています。おもしろかったりする中にも、どこかカッコよさがほしい。なので、もとの写真がカッコいいものを選んで作品にしています」
――カッコいい写真というと、昨年の「M-1グランプリ」決勝大会で大きなインパクトを与えた「インディアンス」きむさんのあの頃の姿を版画にした作品もそうですね。
「きむさんの版画は2回彫ったんですが、まだ納得できていないです。もっとええ感じにできると思っているので、またチャレンジしたいです」