SMILE-UP. ジャニー氏からの性被害申告者の内221人が「返信なしで手続き進められず、半年以上の方々も」と報告

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は15日、公式サイトを更新し、ジャニーズ事務所創設者のジャニー喜多川氏による性被害者への補償状況を報告した。補償受付窓口への申告者数は7月16日時点で1000人を突破(1001人)し、同31日時点で1008人、今回は1010人と微増を続けている。

SMILE-UP.【写真:ENCOUNT編集部】
SMILE-UP.【写真:ENCOUNT編集部】

申告者1010人、補償内容の合意者494人、補償金の支払者484人

 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は15日、公式サイトを更新し、ジャニーズ事務所創設者のジャニー喜多川氏による性被害者への補償状況を報告した。補償受付窓口への申告者数は7月16日時点で1000人を突破(1001人)し、同31日時点で1008人、今回は1010人と微増を続けている。

補償受付窓口への申告者数 1010人

補償内容の通知者数 520人

補償内容の合意者数 494人

補償金の支払者数 484人

 その上で同社は「補償受付窓口への申告者1010名のうち、本日時点で、被害者救済委員会から補償内容の通知が行われていないのは490名」とし、その内訳を「以下のような方々です」と説明した。

・本日現在、79名の方が在籍実績の確認や被害者救済委員会によるヒアリングなどの手続中です。

・本日現在、ご提出いただいた資料の検証および弊社代理人によるヒアリングの結果、弊社への在籍および被害のいずれの事実も確認できず、弊社から補償を行わない旨の連絡を190名の方に行いました。

・被害者救済委員会もしくは弊社の代理人弁護士からの連絡に対して、本日現在、221名の方からご返信をいただけておらず、お手続きを進めることができていません。ご返信のないまま半年以上が経過している方々もいらっしゃいます。

 なお、同報告では、「補償内容の合意者数494人 補償金の支払者数484人」と明記してあり、支払いは着実に進んでいるとみられる。

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