1月デビューの新人・NOA「積極的に行動」の流儀、新曲を発展させたYouTubeドラマ監督に挑戦
韓国で7年間練習生として生活し、今年1月にデビューを果たしたNOA(20)が、インスタグラム、YouTubeなどのSNSで独自の世界観を表現している。6月には2ndシングル「TAXI feat. tofubeats」がリリースされ、進化が止まらない“令和のインターナショナル新人”。アジア各国を中心に世界中からも注目を集めているNOAは、令和の時代にどんなアーティストを目指すのか。彼が思い描く未来像に迫った。
【単独インタビュー】“令和のインターナショナル新人”20歳のNOA 韓国で7年間練習生の異色経歴
韓国で7年間練習生として生活し、今年1月にデビューを果たしたNOA(20)が、インスタグラム、YouTubeなどのSNSで独自の世界観を表現している。6月には2ndシングル「TAXI feat. tofubeats」がリリースされ、進化が止まらない“令和のインターナショナル新人”。アジア各国を中心に世界中からも注目を集めているNOAは、令和の時代にどんなアーティストを目指すのか。彼が思い描く未来像に迫った。
――1月に配信限定シングル「LIGHTS UP」をリリースしてから半年がたちました。この半年間の活動を振り返り、心境はいかがでしょうか。
「デビューしたばかりの頃は、実感がわかなかったのですが、今は落ち着いて、今後のビジョンでしたり、これから届けたい音楽について考えています。ファンの皆さんの反応は、インスタグラムを通して拝見させていただいているのですが、本当にうれしく感じています」
――6月12日には2ndシングル「TAXI feat. tofubeats」がリリースされました。長い間、温めてきた曲ということですが、改めてどんな楽曲なのでしょうか。
「韓国に住んでいた時期があり、夜ひとりでタクシーに乗って高速道路を走っていたときに思いついた曲です。タクシーでどこまでも行きたいと思ったのがきっかけで、少しずつ好きな女の子に告白する曲にしました」
――憧れのアーティストであるtofubeatsさんとのコラボ楽曲となりました。
「韓国の景色を見ながら作った曲なので、東京の景色にこの曲が合うには何かが足りない……と感じていました。tofubeatsさんに相談して、フィーチャリングをしてくださることになり、東京チックな新しい『TAXI』が完成して手応えを感じました」
インスタグラムのDMからコラボが実現「普段から積極的に行動を」
――tofubeatsさんとの出会いというのは。
「韓国にいる頃からtofubeatsさんの音楽を聞いていて、いつか一緒に作品を作りたい、と夢のように思っていました。僕は普段から積極的に行動をしなくてはと思っていて、インスタグラムのダイレクトメッセージを送らせていただいたのですが、その後、たまたま街で信号待ちをしている時にお会いして、声をかけさせていただきました。そこから仲良くしていただいて、このように作品をリリースできたことは夢のようです。いまだに何度もtofubeatsさんのパートだけを聞いています(笑)」
――YouTubeでは、NOAさんの日常を公開する「NOA’S DIARY」が配信されています。撮影から編集までご自身で担当しているということですが、こだわっていることはありますか。
「僕自身、海外アーティストのVlog(ビデオブログ)を見るのが好きなので、それを参考にしながら、取り入れられることを取り入れたり、雰囲気作りを大切にしています。映像の中で、なにかしらおしゃれだなと思っていただけたらうれしいです」
――もともと動画編集は得意だったのでしょうか。
「小さい頃から物を作ることだったり、パソコンで映像の編集や音楽を作ったりするのが好きでした。最初は趣味というか、面白いと思ってパソコンやカメラに触れていたのが、少しずつ仕事に生かされているという感じです」