パリ五輪の柔道混合団体が行われた。優勝目指す日本は決勝で“柔道大国”フランスと対戦。3－4で敗れ、銀メダルを獲得した。日本を代表する“兄妹”が話題になっている。

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　ドラマチックな展開だった。先に4勝したチームが勝利となる団体戦で、日本の1人目・村尾三四郎、2人目・高山莉加がまずは勝利。斉藤立は“絶対王者”のテディ・リネールと対戦し敗北。それでも4人目の角田夏実が勝利し、王手をかけた。しかし、その後、阿部一二三、高市未来が続けて敗戦。勝負は「代表戦」にもつれ込み、選ばれた斉藤はリネールに再び敗れた。

　涙で畳を降りた日本。それでも表彰式ではみな、笑顔を浮かべた。

　注目されたのは阿部兄妹の入場だ。一二三の妹・詩は個人戦でまさかの2回戦負け。押しつぶされそうになりながら会場で大泣きするシーンは世界にショックを与えた。一二三も団体戦後、悔し涙を流していたが、表彰式の入場で2人は肩を組んでニコニコの笑顔で登場してみせた。詩は恥ずかしかったのか途中で肩をかける兄の腕を笑顔で取り払っていた。表彰式では2人が何か会話をかわしていた。

　若くして日の丸を背負う兄妹の入場にネット上では「阿部兄妹の姿とか尊過ぎ」「阿部兄妹が最高」「阿部兄妹ほんと癒やしすぎる」「表彰台でも阿部兄妹お喋りしてて可愛い」「阿部兄妹はやっぱり画になるなあ」「ほんと可愛い笑」「この姿が金メダル」などの声が上がっている。