舛添要一氏、Go To大混乱に苦言「『アベノトラブル』になってしまっている」
元厚労相で前東京都知事の舛添要一氏が17日、ツイッターを更新。政府の観光支援策「Go Toトラベルキャンペーン」で東京が対象外となった顛末に苦言を呈した。
「朝令暮改の批判は免れない」
元厚労相で前東京都知事の舛添要一氏が17日、ツイッターを更新。政府の観光支援策「Go Toトラベルキャンペーン」で東京が対象外となった顛末に苦言を呈した。
当初の8月から前倒しし、今月22日から始まる同キャンペーンを巡っては、地方自治体の首長や世論から強い反発の声が上がり、16日に「東京除外」が決定した。
しかし、政府はかたくなに「予定通り」を強調していたため、キャンペーンの見直しで旅行業界や旅行者の間で、大きな混乱が生じている。ネット上では千葉にある「東京ディズニーランド」がトレンド入りし、宿泊を東京にしても割引の対象にならないため、「東京差別」「千葉には宿泊殺到だろうな」の声も見受けられる。
舛添氏は「Go To キャンペーン、東京発着のみ除外は、多くの混乱を呼んでいる。旅行者もキャンセル手続き、業者も住所確認などたいへんだ」と指摘。
「コロナが収束する前に決めたことからボタンを掛け違えているが、朝令暮改の批判は免れない。『アベノトラベル』が『アベノトラブル』になってしまっている。迷走は続く」と語気を強めた。
次のページへ (2/2)
【画像】トレンド入りした東京ディズニーリゾート