水着姿の美男美女が真夏の島で熱い恋を繰り広げるABEMAのオリジナル恋愛番組『シャッフルアイランド Season5』が7月12日より放送スタートした。第4話からスタジオで恋の行方を見守るゲストとして出演した大阪・北新地の元No.1キャバ嬢・HIMEKA（23）が同番組への印象や自身の恋愛観について語った。（取材・文＝島田将斗）

　同番組は、南国リゾート・ランカウイの2つの島に集まった水着姿の美男美女たちが、その島に存在する「毎日必ずピンクとブルー、2つの島にいるメンバーをシャッフルする」というルールのもと、参加メンバーたちが本能のままに島間を毎日シャッフル（入れ替わって）し、熱い恋愛を繰り広げていく恋愛番組。予測不能な出会いと別れを繰り返していくなか、欲望と嫉妬が入り乱れていく参加メンバーたちの大胆な恋愛模様がこれまでのシーズンでも話題になっている。

　ゲストとしてVTRを見守ったHIMEKAは一晩で数億円の売り上げを叩き出す北新地の元No.1キャバ嬢。現在はキャバクラ社長をしながらタレント・モデルとしても活躍している。華やかなイメージが先行するが、実はアニメ好き。お気に入りは『進撃の巨人』や『僕のヒーローアカデミア』で恋愛番組を観るのは今回が初めてだった。

「恋愛番組を見たことがなかったんです。今回『シャッフルアイランド Season5』を見させていただいて、もっと早く見てれば良かったと思いました。見る前まではあんなに短い期間で恋愛が起こるのかなってしっくり来てなかった。でも、しっかり展開もあって面白かったです」

　数多くの恋愛番組を配信しているABEMAだが、同番組は特に出演者たちが“本能のまま”に恋愛する姿が見られる。HIMEKAは「キュンキュンなれたり、悔しい気持ちになったりとか……。一緒に（シャッフルアイランド参加者たちの）感情になれたのが楽しかった」と振り返った。

　同番組にちなみかつての恋愛についても回顧する。高校時代の引きずってしまうほどの失恋は夜の世界に入るきっかけにもなった。

「高校生時に5歳上の方と1年ぐらい付き合っていました。でも振られて、そのときに元カノと連絡を取っていたのも知って……。そのとき自分は追いかけてしまっていたんです。メンヘラにもなってた。でもそんなに良い男でもないってことも分かっていました」

　この経験をへてHIMEKAは自分だけ燃え上がらないようメンタルコントロールができるようになった。このことがキャバクラの世界でも生きている。

「逆に追われるようになれました。それってキャバクラの世界では必要なこと。失恋したときはすごく嫌だったし悔しかったけど、いまはその経験について『ありがとう』の気持ちしかないです」

　キャストとして4年間働き、億を稼ぐキャバ嬢に。現在は社長として店舗のマネジメントをしている。たくさんの男性と話すなかでどう変わったのか。現在の理想の相手についてこう明かした。

「今は追われる恋愛が好きです。でもお仕事を頑張っている時期なので、干渉され過ぎるのも好きじゃないなというのもあって。ちょっと矛盾してるかも。恋愛は安定でいたいなという思いが第一にあります。お仕事で刺激的だったりいろんな感情になることが多いので、恋愛にまでそういう感情になりたくない。心配は1ミリもしたくないし、ストレス溜めて冷めさせてほしくないし、癒やしでだけいてほしい（笑）。（精神的に）大人な安定した男性が好きです」

　そんなHIMEKAが出演するのは最終回直前の4、5、6話。「続きが気になって仕方ないです！」とソワソワする。視聴者へ向けて「ツッコミどころ満載でした。アドバイスしてあげたい」とアピールした。