お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣が１日、都内で行われたマジック：ザ・ギャザリング「ブルームバロウ」発売PRイベントに出席した。当日は、柴田が主人公のメイブルの衣装で登場し、YouTuberの常盤ゆい、行弘賢プロとともに新セットを体験した。

「マジック：ザ・ギャザリング」は、1993年にアメリカで発売された世界初の戦略トレーディングカードゲーム。数学者のリチャード・ガーフィールドによって生み出され、現在では6の言語で翻訳、全世界で70以上の国と地域で5千万人を超えるファンとプレイヤーを魅了している。

　新セット「ブルームバロウ」では、人間が存在しない次元を舞台に、擬人化された動物の活躍を描く。暴走するエレメンタルの軍勢によって脅かされる渓間に平和のバランスを取り戻すため、勇敢な森の動物たちが、広い世界へと飛び出す。

　同ゲーム初体験の柴田は当日、常盤を相手に対戦すると、反逆の行動のカードを使用して逆転勝利。しかし、2人のテンションに合わせられず、戸惑いの表情を見せていた。それでも「正直、何が起こったか分からないのですが、今回みたいな逆転勝利もあって、ビギナーズラックでも楽しめるので、学びたいなとは思いました。私もこれを機に始めたいと思いますので、街で私を見かけたら、ぜひ話しかけてほしい」と同ゲームをアピールしていた。

　囲み取材では、柴田が「マジシャンのイベントだと思っていたんですけど、イベント終わって、今、激アツのカードゲームだったんだなとわかりました」と苦笑い。続けて、「世界大会もあるということ　びっくりしました。こういうのってやればやるほどなんでしょうね。サイドストーリーとかも含めて。いろいろ勉強してみたいですね」と興味をひかれていたようだった。

　また、柴田はイベントでレアカードも引き当てた。記者から「引きは強い方なんですか？」と質問があがると、「強い方ですね。単純に山崎（弘也）を相方にしたことも引きの強さ」と回答。さらに「僕は芸能界で高田純次さんみたいになりたかったんですけど、それよりも高田さんっぽい人が相方になった。元々、山崎は俳優になりたかったらしいですけどね。たまたま、養成所で余った人同士で組んだんで、そういうところでも運がいいと思いますよ」と感慨深げに語っていた。