パリ五輪で号泣した阿部詩「情けない姿を」と謝罪 試合後にSNS初更新 2連覇した兄・一二三が激励
パリ五輪に出場した柔道家の阿部詩が、同大会に出場した兄・一二三の2連覇を祝福するとともに、自身が号泣した場面について「情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪した。
世界ランク1位のケルディヨロワに敗退していた
パリ五輪に出場した柔道家の阿部詩が、同大会に出場した兄・一二三の2連覇を祝福するとともに、自身が号泣した場面について「情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪した。
詩は日本時間28日に行われたパリ五輪の2回戦で、世界ランク1位のケルディヨロワ(ウズベキスタン)と対戦し、一本負けを喫した。この予想外の敗戦に詩は呆然とし、号泣していた。
試合後となる30日、自身のインスタグラムを初更新。「沢山のサポート、応援ありがとうございました。心の底から感謝の気持ちでいっぱいです! 日本代表として、日本という素晴らしい国を背負い戦えたことを誇りに思います。情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪した。
そして、「また成長した姿で畳の上に立てるよう1日1日を過ごしていきます。必ず強くなります。今後とも応援よろしくお願いいたします」と決意を新たにしている。
また、柔道男子66キロ級で2連覇した兄・一二三について「一二三 二連覇おめでとう 最高の兄です。最高の家族です」と祝福のメッセージを送った。
これを受け、一二三はインスタグラムのストーリーズで「情けなくなんかない。ここまでの道のりで苦しい事も沢山あったのにそれを見せずにただ前だけをみて人生をかけて頑張った詩は最高にかっこよかったし1番輝いていたよ。心の底から詩の事を誇りに思います。2人で必ずまた頂点に立とう! また家族で前を向いて頑張って行こう!」と激励している。
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【写真】パリ五輪2回戦で敗退し泣き崩れた阿部詩の姿