俳優のウエンツ瑛士が30日、都内で行われた「サンギ 歯が命アワード2024」に出席した。歯磨きに関する驚きのエピソードを明かした。

　同賞は、健康で美しい歯を持ち、自身の活動や生き方においても輝いている人を毎年表彰するもので、今年で10周年の節目を迎える。第10回のテーマは「元気」。ウエンツは、いつでも明るく輝く笑顔でお茶の間に「元気」を届けてくれるという理由で受賞した。

　トロフィーを受け取ったウエンツは「私はこういうアワードに縁がないんですけど、日頃から歯にこだわりを持って過ごしてきて、1日6回、7回くらいは歯磨きもしていますし、歯磨きの仕方を歯医者さんに行って勉強をしたという時間もありました」と打ち明け、「歯を健康的に美しく保つことも大事だと思うんですけど、僕個人としては歯をしっかり見せて笑顔になれる日々を過ごすように心がけてきました。そのように生きていくように両親からしつけもあったので、今になってそういう日々が結びついたのかなと思うと、とても感謝しております」と受賞を喜んだ。

　また、同社社長から「ウエンツさんはもちろん美しい歯、美しい笑顔であると知られていると思うんですけど、それだけではなくて彼の生き方が非常に輝いています。冒険家で挑戦精神が強くて、1人でイギリスへ留学して、幅広くご活躍されていますので、このアワードにピッタリではないかと思いました」と称えられると、ウエンツはイギリスで紅茶をたくさん飲んだ結果、歯が黄色くなってしまったことがあったそうで「留学して3か月目くらいで、言葉がしゃべれないまま頑張って歯医者を予約して行って『ステインを取ってくれ』と言ったんですけど、ものすごい巨大なドリルみたいなものを出されまして、虫歯を治すみたいな感じで歯を削られたのを覚えています」と回顧した。

　さらに、同賞にちなみ、命のように大切にしていることを聞かれたウエンツは「この時期だとパリオリンピックで日本を応援することじゃないですかね」といい、「僕らもメダルの色を気にするところもありますし、悔しい瞬間もあるかと思いますが、日本の代表になって行かれてる選手たちですから、表情一つひとつが輝いていて、その表情を見るときに歯も映像に入ってきて、そのときにその人の美しさが見えるかなと思うと、人生が輝いているということが歯と直結するんだなと感じることができますし、それぞれのすばらしさが見られる瞬間だなと思いますね」と目を輝かせた。