慶応大卒の元乃木坂46・山崎怜奈、「子持ち様・子なし貴族」に持論「“ざらりとした感情”は昔から」

元乃木坂46でタレントの山崎怜奈が26日に、MCを務める「ABEMA」夜のニュース番組『ABEMA Prime』で「子育て世代を優遇する風潮」について持論を語った。

『ABEMA Prime』でMCを務める山崎怜奈【写真:(C)AbemaTV,Inc.】
『ABEMA Prime』でMCを務める山崎怜奈【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

『ABEMA Prime』で議論

 元乃木坂46でタレントの山崎怜奈が26日に、MCを務める「ABEMA」夜のニュース番組『ABEMA Prime』で「子育て世代を優遇する風潮」について持論を語った。

 番組では、政府が子育て政策を進める中、独身者や子どもがいない人などから、子育て世代を優遇する風潮に疑問の声が上がっていることを紹介。育児中の社員をフォローする人からは「“子持ち様”のフォローばかりで残業ばかり」「穴埋めする独身はないがしろにされがち」などの声が上がっていることについて、山崎は「この問題は当事者同士で解決できない。代わって仕事を担っている人には、ボーナスなり仕事量を分散するなりしないといけない。仕事をする上で、評価や見返りがモチベーションに繋がってくる。これらの対価と見合わないと、不満に繋がってしまうことは容易に想像できる」と見解を述べた。

 さらに「子育てしている人の欠勤や早退への厳しい意見が目立つが、介護や病気が原因で休んでしまっている人へも同じような声が上がるのか。子育ては人生の選択肢だから、経験する人としない人がいる。一方で、介護や病気は誰にでも起こり得る話だ」とコメントした。

 また、SNSでは「子持ち様・子なし貴族」など、それぞれの立場を揶揄する言葉があることを紹介すると、山崎は「自分が選びたくても選べなかった人生を生きている人に対して、“ざらりとした感情”は昔から存在していたと思う。SNSによってこれらが可視化されるようになり、そのタイミングで政府の子育て政策が絡んだことで、これまでは第三者に届かなかった声が大きくなったのだと考える」と主張。

 その上で「他人の生き方にとやかく言う人の話はミュートでいい。他人と自分の生き方を比べないような社会にするためには、どうしたらいいのだろう?」と続けた。

 なお、山崎は慶応大学環境情報学部を卒業しており、情報番組に多数出演している。東京都知事選後に出演したフジテレビ系の選挙特番では、石丸伸二氏とのやりとりが話題になっていた。

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