タケモトピアノ、新CMで“AI活用” 猫→キリンに刷新「視覚的にもインパクトのある映像を」
「ピアノ売ってちょーだい」でおなじみのタケモトピアノ株式会社が、新テレビCM『タケモトピアノ AI篇』を8月1日から関西地区で放送する。タケモトピアノのCM放映は約9か月ぶり。
猫からキリンへ ブランドの新イメージキャラクターとして採用
「ピアノ売ってちょーだい」でおなじみのタケモトピアノ株式会社が、新テレビCM『タケモトピアノ AI篇』を8月1日から関西地区で放送する。タケモトピアノのCM放映は約9か月ぶり。
同CMは2000年から放送。俳優でコメディアンの故・財津一郎さんと猫、“ピアノの妖精”ダンサーたちが登場し、軽快なステップを披露している。特に財津さんのギャグ「~してちょうだい」を取り入れた「ピアノ売ってちょーだい」「もっともっとタケモット」というフレーズが有名で、過去には「赤ちゃんが泣き止むCM」として話題になった。
『タケモトピアノ AI篇』は、AI技術を活用した令和バージョン。財津さんが歌うおなじみのフレーズとメロディーはそのままに、“ピアノの妖精”ダンサーたちが主役となった。またこれまでの猫に代わり、新たにブランドのイメージキャラクターとして採用されたキリンも登場している。なぜかキリンから猫の泣き声がすると、“ピアノの妖精”たちが広大な自然を舞台におなじみの歌詞でコミカルなステップふ踏む。山に囲まれた草原には大きなキリンも現れ、共にダンスでCMを盛り上げる。
20年以上にわたって愛されているCMの新バージョンについて、タケモトピアノの竹本功一会長は、「財津一郎さんが築き上げてくださったブランドイメージを大切にしつつ、新しい技術を取り入れて進化させることが重要だと考えました」と説明。「今回のCMでは、ダンサーを主役に据え、大自然を舞台にすることで、視覚的にもインパクトのある映像を目指しました。今もそしてこれからも愛される『タケモトピアノらしさ』を大切にし、進化させていきたいと思います」とコメントしている。