シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが「現役時代は毎日腹筋2000回」のトレーニングを行っていたことを明かした。

「現役時代は毎日腹筋2000回　朝1000回、夕方1000回がルーティン」と、26日までに自身のXでポスト。

「現役後、腹筋をする事はほぼなく…お腹にチューブが…といっても急に2000回出来るわけでもなく　毎日YouTubeを見て色んな腹筋を毎日10分から始める事に　始めてから1ヶ月ほど過ぎました　変化はほぼないけど　毎日少しずつを継続しよう」としている。

　これには、「マラソンと腹筋　一見すると関係ないように思っていましたがすごく大切なんですね　しかし2000回とは超人」「桁違いとはこのこと！」「ほんとアスリートはすごい」「ゼロひとつ取れても無理だ…」「さすが、世界一になる人は凄いな…」と仰天するコメントが寄せられた。

　高橋さんは岐阜県出身で、県岐阜商高、大阪学大を卒業。リクルートに入社し、故小出義雄さん（享年80）のもとでマラソン選手として成長した。1997年4月、小出さんとともに積水化学に移籍。2000年のシドニー五輪で金メダルを獲得し、同年10月には国民栄誉賞を受賞した。翌21年のベルリンマラソンでは、世界女子初の2時間20分切りとなる2時間19分46秒の世界最高記録（当時）を樹立した。現在は日本オリンピック委員会の理事などを務めている。