ガールズユニット・Girls2の山口綺羅、元HKT48でコレオグラファーの本村碧唯、千原徹也監督が25日、都内で行われたドラマ『IDOLS～美しきインフェルノ～』の完成記念イベントに出席。山口は、ドラマ撮影で大変だったことについて語った。

　IDOLSとは、リアルに活動しているガールズグループのメンバーが実名で架空のアイドルを演じる新しい形のプロジェクト。プロジェクト第1、2章では映像作品を発表しており、第3章となる今回は『IDOLS～夢のシークエンス～』として2023年8月に初イベントを開催した。そして、24年7月27日から4週にわたり、TVCM連動ミニドラマ『IDOLS～美しきインフェルノ～』を公式YouTubeにて公開する。

　この日のイベントでは、ドラマの第1話を先行公開。鑑賞後、同作に出演している山口は「画面から伝わる迫力、カットの仕方だったり『ここが使われたか！』ってところもあって、見入っちゃいました」と感想を語り、「すてきな作品を皆さんに届けることができて、うれしいです！」と喜んだ。

　本村は「私の知っているみんなじゃなかった……（笑）」と目を丸くし、「次の話が本当に楽しみだなって思いました！」と期待していた。

　撮影中の大変だったことについて山口は「長ぜりふ」とのことで、「時間のない中のプレッシャー。感情を入れないといけない。滑舌をちゃんとしないといけない。苦戦しましたね……。3回くらい取り直させてもらいました」と振り返った。

　同作には、HKT48の竹本くるみも出演。同じグループに所属していた本村は「くるみの演技初めてちゃんと見たんですけど『できるんだ！』って思いました」と驚いていた。

　また、イベントでは、IDOLSのオリジナル楽曲『Make A Wish』の本村振り付けバージョンを、山口と本村2人で披露する場面も。

　踊った感想を聞かれた本村は「特別に2人バージョンで、かわいく振り付けができました。自画自賛しております」と笑顔を見せた。

　山口は「今回から本村さんの振り付けで、2人用のために振り付けを作ってくださって。リハーサルしたんですけど、キキララみたいに楽しく踊れたのではないでしょうか！」と声を弾ませていた。

　同ドラマの舞台は、横浜のレトロなホテル。Girls2の山口、STU48の石田千穂、中村舞が出演しており、ソロで活動中の現役アイドル・竹本演じる伊集院留乃（いじゅういんるのん）に呼び出された3人。呼び出した本人はその場におらず、ホテルの扉の鍵がかかり、閉じ込められてしまう。すると、スマホの中から伊集院留乃が「この中に、うそつきさんがいる」と語りかけてくる。ホテル内で“うそつきさん”探しが始まる。