お笑いタレントのダンディ坂野、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが23日、都内で行われた映画『デッドプール＆ウルヴァリン』（7月24日最速公開）公開記念フェスに、ラッパーのZeebra、呂布カルマ、KEN THE 390、DOTAMA、＃KTちゃん、DJのMr. BEATS a.k.a DJ CELORYとともに出席した。

　本作は、毒舌＆テキトーで下ネタ連発なのに、なぜか憎めない“破天荒なクソ無責任ヒーロー”デッドプールと、獣のような闘争本能と人間としての優しい心の間で葛藤しながら、すべてを斬り裂く超金属の爪と武器で世界を救ってきた“ガチヒーロー”のウルヴァリンが初のタッグを組み大暴れする様を描くアクション・エンターテイメント超大作。

　本作のデットプールとウルヴァリンが着ているスーツの色である赤と黄色にちなみ、同イベントにゲスト出演したダンディとカズレーザー。ラッパーたちの歌唱で大盛り上がりとなった会場に登場すると、ダンディは「ウルヴァリン、ゲッツ！」とあいさつをし、カズレーザーは「完全に色だけでお仕事いただいております」とコメントして、それぞれ会場の笑いを誘った。

　また、R指定作品でありながらディズニー入りした本作だが、本作を機にDisney+に加入したというダンディは「『LOGAN／ローガン』という作品をウチの小学5年生のちびっこと一緒に見ていたんですけど、首が飛ぶ飛ぶ（笑）。衝撃的なすばらしい作品でした」と他作品を紹介しつつ、本作に対する思いを聞かれると「爪のアクションと、ガンアクションで、どれだけの人が首を切られるかを楽しみにしたいと思います。私もサンミュージックをクビにならないように頑張りたいと思います」とにっこり。

　同じく、本作に対する思いについてカズレーザーは「『デッドプール』1、2は両方ともふざけたノリで始まって、最後はキュッと閉まるじゃないですか。お祭り感出しちゃうと突き散らかしちゃうんですけど、予告の感じだとスーパーお祭り感があるので、どうまとめてくるのかなって気になってしょうがないですね」と期待に胸を躍らせた。

　さらにMCから、デッドプールとウルヴァリンのように、同じ事務所所属でありながら“正反対の芸人”と表現されたダンディとカズレーザーは、共演して化学反応を起こすことはあるか尋ねられると、カズレーザーは「確かにまったく違う2人が絡むと化学反応が起きるケースはあります。ただ、本当に中和して何も起こらないパターンもよくありますね。無色透明になるケースがあります」と打ち明けると、ダンディも「そのほうが多い」と共感し、カズレーザーは「ただ我々サンミュージックは治癒力に特化しているので、どれだけスベッても翌日には回復しています」と胸を張った。

　イベントでは、マーベルファンのラッパーたちが、デットプール派とウルヴァリン派に分かれてそれぞれの魅力を歌った“フリースタイルラップ”サイファーを行い、会場に詰めかけたファンを盛り上げた。