山本彩、オーディション落選続きの過去「30~40回は」 ダメ元のNMB48に合格で人生激変
シンガー・ソングライターの山本彩が11日、都内で行われた『アポロ アマチュアナイト ジャパン 24-25』の開催発表会見に出席。多くのオーディションに落ちていた過去について語った。
久々の会見に「記者会見っていう仕事が1番苦手で」と吐露
シンガー・ソングライターの山本彩が11日、都内で行われた『アポロ アマチュアナイト ジャパン 24-25』の開催発表会見に出席。多くのオーディションに落ちていた過去について語った。
2024年で創立90周年を迎えるエンターテインメント劇場「APOLLO THEATER(アポロシアター)」の独占ライセンスを得て、この度『アポロ アマチュアナイト ジャパン 24‐25』の制作・開催が決定。同大会のメインアンバサダーのオファーを受けたときの心境について山本は「大役だなと思って『私でいいのかな……』と驚きました」と振り返り、「スターが誕生する一部始終を見られることを楽しみにしています。私も音楽をやっているので、刺激を受けられたらいいなと思っています」と口にした。
過去に、米ニューヨークでの路上ライブ経験があるそうで、当時のことを「路上ライブというほど大げさなものでもなくて、セントラル・パークの一角で歌っていて。私以外にも(歌っている人がいて)。さすが、自由の国だなって感じた印象があります」と話した。
同イベントの内容にちなみ、NMB48合格前は、多くのオーディションに落ちていたことを語る場面も。「数えたことないですが、3、40回は落ちて。ずっと落ち続けていました。落ち慣れていたりして。『何やってもダメだな……』と思って」と回顧した。そんなとき、NMB48を受け合格したという。「『勢いで受けてみるか!』と思ったのがNMB48で。受かったので、そこで諦めて受けさえしていなかったら今はないですね。受けるだけでも変わることがあるんだなって」と述べた。
さらに、人生で1番歓声を浴びた瞬間を聞かれると「グループの卒業コンサートのとき」と答え、「約3万人規模での卒業コンサートをさせていただいたときに、別ステージから50メートル先の本ステージまで歩くっていう。間持つかなって心配だったんですけど、出てきた瞬間からわーって熱い声援を送ってくれたことはいまだに忘れないですね」としみじみ。
また、報道陣より「会見に参加するのは久しぶりでは」と尋ねられると「緊張しましたね。記者会見っていう仕事が1番苦手で……(笑)」と吐露していた。
開催発表会見には、お笑いタレントの小籔千豊、MCとしてDJ TAROも出席した。
ニューヨークのアポロシアターで開催される「アマチュアナイト」は、独自の大規模オーディションであり、ニューヨークで最も長く続いてきたイベントの1つ。1934年以来、エラ・フィッツジェラルドやスティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、ローリン・ヒルなど世界的スターを輩出してきた。今回は、歌・ダンス・ラップ・楽器演奏など、世界に通用する実力派の音楽パフォーマーを募集。年齢・国籍は不問で、芸能プロダクションやレーベルなどに所属したり、契約を交わしていない方が対象となる。同大会の決勝ラウンドの優勝者には、1万ドル(支払いは日本円)と、「アマチュアナイト」への出演権が贈られる。