押切もえ 初の翻訳書で“マインドフルネス”を伝授「『今』を大切に、自分を労って」

モデルの押切もえ(39)が初めて監修翻訳するイラストブック「たまには、やすんだら? -ナマケモノさんが教えてくれる世界一かわいいマインドフルネス-」(飛鳥新社)が24日に発売される。

押切もえとナマケモノさん
押切もえとナマケモノさん

海外セレブも実践!世界的ベストセラーのイラストブック「たまには、やすんだら?」

 モデルの押切もえ(39)が初めて監修翻訳するイラストブック「たまには、やすんだら? -ナマケモノさんが教えてくれる世界一かわいいマインドフルネス-」(飛鳥新社)が24日に発売される。

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 同書は、モデルのミランダ・カーをはじめとした海外セレブたちも実践し、世界的に流行している瞑想法「マインドフルネス」をわかりやすく伝えようと、2018年に米国で出版。英語圏でたちまち3万部を超えるヒットとなり、日本をはじめ8か国での出版が決まった話題のベストセラーだ。

 NHK「英語でしゃべらナイト」にもレギュラー出演していた押切は、これまで著書「永遠とは違う一日」が山本周五郎賞にノミネートされるなど、文学界でも注目される1人。今回は瞑想やマインドフルネスについて、自分がチャレンジしてきた経験をもとに、初めての翻訳に挑戦した。

 押切は「この本を初めて見た時、ナマケモノさんのぷっくりしていていかにものんびりとした佇まいに、まず『なんだこのコは?』と驚き、次に『可愛い!』と微笑みました。そしてページをめくるほどに、この本こそ、今、私が多くの現代女性にお届けしたい本だと感じました」とコメント。

 さらには、「いま私は、ウェブ連載などの企画で、たくさんの女性から人生相談を受けています。その中で『なんとなくやる気が出ない』『次のステップに進まなくちゃいけないのに、いつも疲れていてそれができない』という、心身の疲れが原因となるような悩みがとても多く寄せられています。そういう人ほど休むことに対して罪悪感を持っていたり、止まることが怖い、という考えにとらわれていることが多いもの。そんな人たちには、この本がかならず心に響いて、楽にしてくれるのではないかと思っています」とアピールした。

「30代に入って一時、ヘトヘトになっていた時期もあった」

 また、自身の体験として「私も30代に入って一時、つい肩に力が入って失敗したり、先のことばかり考えすぎて空回りして、ヘトヘトになっていた時期がありました。ですが、そんなモヤモヤ期を抜け出すためにやってみてよかったのが、『一日のうち少しでもいいから自分を労る時間を作って、自分の心の声を聞き、“今”を大切にすること』でした」と振り返ると、「仕事で疲れている方、なんだかやる気がでない方、なかなか長い休みを取れない方、家事や育児で息つく暇もない方、またスマホの使いすぎやパソコンの操作に集中し過ぎて呼吸が浅くなっている方、マインドフルネスや瞑想に興味がある方……、たくさんの方にぜひ読んで、リラックスしていただきたい一冊です」と呼びかけている。

 漫画のようにスラスラ読めるように、かわいいナマケモノのキャラクターも登場する本書は「あせらず、ゆっくり、心を楽にして生きる」方法を教えてくれる。

 スマホの使い過ぎで情報を浴びすぎ、脳がオーバーワークしているといわる現代人。特に「スマホ脳疲労」と呼ばれる状態が起こると、20~50代でも、記憶力や判断力が低下する人が増えると言われている。そのような現代病を解決するきっかけとなる1冊といえそうだ。

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