最後に、針も糸も定規も使わずに作れる、超簡単手作りマスクの作り方を紹介する。使い捨ての不織布マスクの上部をノーズワイヤーが入っている部分ごとハサミで切り離し、さらにマスク下部の紐とマスクを接着している部分も切り離す。それを、マスクにほどよい大きさに切ったり、折りたたんだりした生地の間に挟み込み、生地の四隅(生地と紐が重なる部分)をホッチキスで留めるだけ。これなら裁縫ができない人でも作れる。

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　ノーズワイヤーが付いているので多少のフィット感もある。マスクの下の二隅は少し内側に折ってからホチキスで止めると、顎にかかる部分を作ることができる。マスクをもっと顔にきっちり付けたい人は、穴の空いたマスクカバーなるものも販売されているので、メッシュマスクをマスクカバーの外側に付けると良いだろう。

　メッシュマスクは洗って何度も使えて、すぐに乾くのも嬉しい。夏用の涼しいマスクが必要なのは2か月間ほど。こんな超簡単手作りマスクでも、丁寧に使えば2か月はしのげるかもしれない。もし裁縫が得意な人が身近にいるなら、メッシュ生地で「格好いいマスクを作って」とお願いするのもテだ。