クールマスクは手作り可能!? 100円ショップ利用と裁縫なしでクールマスク作りに挑戦
まもなく暑い夏がやってくる。新型コロナウイルス感染症対策でマスク着用が求められるが、不織布マスクも綿のガーゼマスクも熱がこもり、とにかく暑い。そのうえ、湿気で蒸れる。記者は人としゃべるのも仕事だが、しゃべるとさらに口元が蒸れて女性はメイクがグチャグチャになり、今度はメイクのせいで暑くても人前でマスクを取り外すことに躊躇する。熱中症も怖い。今のうちに涼しく、蒸れないマスクを入手したい。「ENCOUNT」記者が試行錯誤してみた。
100円ショップのクールタオルでマスク作りに挑戦
まもなく暑い夏がやってくる。新型コロナウイルス感染症対策でマスク着用が求められるが、不織布マスクも綿のガーゼマスクも熱がこもり、とにかく暑い。そのうえ、湿気で蒸れる。記者は人としゃべるのも仕事だが、しゃべるとさらに口元が蒸れて女性はメイクがグチャグチャになり、今度はメイクのせいで暑くても人前でマスクを取り外すことに躊躇する。熱中症も怖い。今のうちに涼しく、蒸れないマスクを入手したい。「ENCOUNT」記者が試行錯誤してみた。
涼しいマスクが欲しい。しかし、涼しいのでは、と多くの人が期待を集めるマスクは、ネットで抽選販売だったり、店頭でも数量限定だったり、で入手が困難。値段も使い捨ての不織布マスクに比べるとお高め。なかにはン千円もするマスクまである。その金額を払って買って、実際に使って涼しくなかったら悔しい。
そこで、100円ショップで売られているクールタオルを使い、マスクを手作りしてみてはどうかと考えた。3種類購入し、ほどよい大きさに切って、紐をホチキスで取り付け、超簡単なマスクを作ってみた。3種類とも、切りっぱなしにしても端から糸がほつれてこない生地だ。これはいい。しかし……。期待に反して、どれもほとんど涼しさは感じられない。水に濡らしたら多少は涼しく感じるが、メイクをしたら、水に濡らしたマスクは付けにくいし、マスクが重くなってとても付けていられない。
暑い室内でマスクを付けたり外したりしながら、手作りしていたら気分が悪くなってきた。手作りしている間に、病気になったら本末転倒だ。手作りが面倒にもなってきた。値ははっても、“クール”をウリにしているマスクを購入してしまおう、とあっさり方向転換する。
1枚2000円超のシルクマスクの効果は…
シルク素材はどうか。シルクは綿よりサラッとしているし、吸湿性・放湿性が高いといわれる。湿気を吸って乾きが早い、はず。マスクによる肌荒れに困っている人にとっては、天然素材のシルクは刺激も少なくて良さそうだ。
1枚2000円超の日本製シルクマスクを、ネット通販で購入。大事に使おうと心に決める。到着したマスクを手にしてみると、縫製が丁寧でしっかり、手触りもサラッとしていてイイ感じ。これは期待だ。シルクマスクを付けて街を歩いてみた。ところが……。う~ん、涼しいとはいいがたい。蒸れも多少はマシかな、という程度。このマスクをしたまま、しゃべるのは結構、厳しい。