新日本プロレスが緊急事態宣言後初の有観客大会 徹底した感染防止対策が取られる

新型コロナウイルスの影響により、無観客で大会を再開していた新日本プロレスが11日、大阪城ホールで緊急事態宣言後、初の有観客試合を開催した。

スタッフが入場者一人ひとりに検温【写真:山口比佐夫】
スタッフが入場者一人ひとりに検温【写真:山口比佐夫】

「NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020決勝戦」

 新型コロナウイルスの影響により、無観客で大会を再開していた新日本プロレスが11日、大阪城ホールで緊急事態宣言後、初の有観客試合を開催した。

 翌12日を合わせた2連戦で行われる大阪城ホール大会。初日は、オカダ・カズチカと“キング・オブ・ダークネス”EVILが激突する「NEW JAPAN CUP 2020」の決勝戦をメインに全7試合が組まれた。

 新日本は感染症拡大防止のため、観客に対して徹底したコロナ対策を講じた。

 会場前には多くのファンが詰めかけたが、ソーシャルディスタンスの確保や時間差による分散入場を求めた。また、会場入口にはサーモグラフィーを設置し、1人ひとりを検温。また、情報を追跡できるようにチケットの半券に名前や電話番号の記入を義務づけた。試合中にはマスクの着用はもちろん、大声での声援や客同士の近距離での会話、集団での写真撮影の自粛などを呼びかけた。

 開場時間となった午後3時半、時間差・分散入場がスタート。お客様情報の記入エリアでは、係員が鉛筆を手渡し、回収した。会場内には、いたるところに消毒液が用意され、ロビーの椅子も3席並んだ真ん中の席は使用禁止の貼り紙が貼られていた。

次のページへ (2/2) 【写真】7・11大阪城ホール 試合前の会場
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