吉本興業は6日、「M-1グランプリ2019」ファイナリスト・お笑いコンビ「ニューヨーク」の屋敷裕政が版画個展「ヤシキ版画展2020」を開くことを発表した。会場は「ヨシモト∞ドーム　ステージⅡ」で、18日～31日まで入場無料で開催される。

　会場では、屋敷が新型コロナウイルスによる外出自粛期間中に空いた時間を有意義に使うべく、趣味として始めた“版画”の作品を約60点展示する予定となっている。総制作時間は約180時間。自粛期間中の約2か月間、1日も休むことなく毎朝8時半に起きて歯を磨き、8時45分には版画を彫り出すという生活を送ったという。

　本個展は、クラウドファンディング「SILKHAT(シルクハット)」にて「ヨシモト∞ホールがお届けする＃吉本自宅劇場『みんなで笑顔になろう！』」プロジェクトの一環として「ニューヨーク屋敷の版画の個展を応援してください！」という企画で集まった支援金をもとに、制作・展示のプロデュースを全て屋敷が監修している。

　また、この個展でしか手に入らない、手刷りのTシャツや、マグカップ、ポストカードなど限定グッズも販売予定とのこと。

　個展の開催に際し、屋敷は「皆様のおかげで『ヤシキ版画展2020』が開催されることになりました。自粛期間中に彫った作品と個展のために彫った作品、合わせて約60作品を展示する予定です。自分の人生が『個展を開く人生』だとは1ミリも思ってませんでしたが、今は『1人でも多くの人に生で作品を見てもらいたい』という一丁前な気持ちが完全に芽生えてます。こんなことはもう二度とないかもしれないので、よかったらぜひ見に来てください。とりあえず入場無料なので、マイナスはないと思います。久しぶりにワクワクしております」とコメントしている。