少年忍者、初の単独アリーナ公演で4万5000人を魅了 「夢みたい」とメンバーも大興奮

少年忍者が8日に、横浜アリーナにて「少年忍者 Arena Concert 2024 The Shining Star」を開催。オリジナル曲4曲を含む全26曲でファンを魅了した。

少年忍者ならではのフォーメーションやダンスを詰め込んだステージに
少年忍者ならではのフォーメーションやダンスを詰め込んだステージに

全26曲を披露

 少年忍者が8日に、横浜アリーナにて「少年忍者 Arena Concert 2024 The Shining Star」を開催。オリジナル曲4曲を含む全26曲でファンを魅了した。(取材・文=水谷賀奈子)

 本公演は、少年忍者にとって初の単独アリーナ公演で、全3回公演で約4万5000人を動員。グループ内でトップのダンススキルを持つメンバーの織山尚大と川﨑星輝が中心となり、演出を担当した。大人数ユニットでしか作ることのできない少年忍者ならではのフォーメーションやダンスを詰め込んだステージとなった。

 開演時間の13時になると、リフターが上がった横花道にゴールドにかがやくジャケット衣装をまとったメンバーが一列になって登場。息のあったラインダンスとともに『The Shining Star』で幕を開けた。

 続く『SEVEN COLORS』(NEWS)では、花道に広がってファンとの距離を縮め、「少年忍者が来たぞ!」「行くぞ横アリ!」などとファンに呼びかけた。『AinoArika』(Hey! Say! JUMP)で20人全員がメインステージに集まり、「絶対勝つぞ!」との円陣で始まると、彼らの勢いとファンの歓声は高まり大きくなる一方だ。

 また、7つのユニットを組んでそれぞれがHey! Say! JUMPの『DEAR MY LOVER』やKinKi Kidsの『愛されるより 愛したい』やSixTONESの『Imitation Rain』など、先輩グループの楽曲を披露。王子様感満載のメンバーや赤リップに鍛え上げた腹筋をチラリと見せる色気たっぷりのメンバーらそれぞれが、ピアノ・ギターの生演奏などさまざまなアレンジを加えて、この場ならではのパフォーマンスを詰め込んだ。

 アクロバットやフォーメーションをいかしたダンスコーナーに続いて披露したのは『Dreamers』だ。先程までの“明るく元気な”少年忍者とは一変して、鋭く力強さを感じさせる表情で赤く輝くジャケットを使った振り付けと花火を使った演出でファンを魅了した。

ファンたちと直接触れ合い、感謝を伝えた少年忍者
ファンたちと直接触れ合い、感謝を伝えた少年忍者

夏の公演もMCでサプライズ発表

 MCに入ると、初の単独アリーナ公演ということについて「うれしいよね」「実感わいた?」と初々しさあふれるやりとりが。檜山光成が「裏でお客さんが入ってくるところを見られるんだけど『始まるんだな』って実感したよ」と言う一方で、川崎星輝は「まだ実感ない。夢みたい、すぎて」と率直な気持ちを語った。また、グループ名『少年忍者』と青木滉平がデザインしたツアータイトル『THE SHINING STAR』のロゴが飾られたステージにも感動したとメンバーらは声をそろえた。

 さらに、川崎皇輝が「1つ発表しまーす! 夏のコンサート決まりました!」と発表。ファンの歓声が止まらないなか、8月16日から9月1日までTOKYO DOME CITY HALLでの開催であることとタイトルが『PASSION!! ~忍 in the Summer 2024~』であることなど詳細を明かし、メンバーは「27公演もやらせていただきます! 夏の思い出を作りましょう!」と喜びの言葉を口にした。

 後半は、胸キュンメドレー・過去曲メドレーとして嵐の『Happiness』やSnow Manの『ブラザービート』、SUPER EIGHTの『今』などをパフォーマンス。アリーナやスタンド席のなかに設置されたミニステージに姿を現すとファンたちと触れ合い、直接感謝を伝える場面も。

 ラストスパートに入ると、King & Princeの『RING DING DONG』やKis-My-Ft2の『PSYCHO』を、メンバーだけでなくファンとの“絆”をテーマとしたアクロバットとともに披露。ペンライトを消灯させて“演出”にも加わっていたファンからも拍手が起こった。

 そして、白いペンライトに包まれながら披露した『The Shining Star(NEW ver.)』で全員が一斉にステージ裏にジャンプで姿を消すという演出で本編は幕を閉じた。

※川崎皇輝、川崎星輝の「崎」の正式表記はたつさき

次のページへ (2/3) 8日昼公演のセットリスト
1 2 3
あなたの“気になる”を教えてください