1・4東京ドームで獣神サンダー・ライガーの引退試合が決定 IWGP王者オカダは2日連続防衛戦を覚悟
新日本プロレスは15日、都内で来年1月4日、5日に開催される「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」の記者会見を行った。第1弾の対戦カードが発表され、ドーム大会での引退を表明している獣神サンダー・ライガーの「引退試合1」の組み合わせが決まった。
ライガーが藤波、サスケ、タイガーと夢タッグ結成
新日本プロレスは15日、都内で来年1月4日、5日に開催される「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」の記者会見を行った。第1弾の対戦カードが発表され、ドーム大会での引退を表明している獣神サンダー・ライガーの「引退試合1」の組み合わせが決まった。
世界的レジェンドであるライガーの引退試合は2日間に渡って行われる。4日に開催する「引退試合1」には、ライガーにゆかりのある豪華メンバーが勢ぞろいした。8人タッグマッチで、藤波辰爾(65)、ザ・グレート・サスケ(50)、タイガーマスクと組み、セコンドにはエル・サムライまで登場。相手は佐野直喜、大谷晋二郎、高岩竜一、田口隆祐組で、セコンドに小林邦昭、特別レフェリーは保永昇男が務めることになった。
1989年にデビューし、数々の伝説を作り続けてきたライガーは「引退試合だからと言って、湿っぽくなるのは嫌。華やかに派手に。僕がプロレスラーになるきっかけを作ってくれた藤波さん、ともに戦ったサスケ選手とタッグを組める。相手はとんがっているメンバー、またバチバチやれるのはすごく楽しみ。正直まだ実感はないが、引退式となるとどうしてもシュンとなりがちなので、『うぉーすげー』という試合で終われればと思っています」と意気込みを語った。
会見の場には、藤波がサプライズで姿を見せ「十数年ぶりに久々にリングに立つ。特にライガー選手のパートナーということで、足手まといにならないように、準備万端でリングに立ちたい」と気迫をにじませた。後輩へのはなむけとなり、「(ライガーが)リングを降りる。長州力もそう(引退)で寂しい気持ちもするが、プロレスを盛り上げるという同じ気持ちを持っていると思うので、目いっぱい送り出したい」と話した。
大先輩の熱い思いに触れたライガーは、「藤波さんがいらっしゃったからこそ、僕はここにいる。最後にタッグを組んでいただき、レスラー冥利に尽きる。僕は幸せ者」と感慨深げだった。なお5日の「引退試合2」は後日発表される。引退セレモニーは6日の大田区大会で行われる予定だ。