松本若菜×松村北斗のラブコメドラマが7月スタート TBS系『西園寺さんは家事をしない』

俳優の松本若菜が、7月スタートのTBS系ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(火曜午後10時)で主演を務めることが、28日に発表された。松本にとってGP帯連続ドラマ初主演。SixTONESの松村北斗が共演する。

7月スタートのドラマ『西園寺さんは家事をしない』【写真:(C)TBS】
7月スタートのドラマ『西園寺さんは家事をしない』【写真:(C)TBS】

松村北斗は『ぴんとこな』以来11年ぶりにTBS系ドラマ出演

 俳優の松本若菜が、7月スタートのTBS系ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(火曜午後10時)で主演を務めることが、28日に発表された。松本にとってGP帯連続ドラマ初主演。SixTONESの松村北斗が共演する。

 同作は、『ホタルノヒカリ』などを手掛けたひうらさとる氏による同名コミック(講談社『BE・LOVE』連載)のドラマ化。徹底して家事をしない主人公・西園寺さんと年下の訳ありシングルファーザー、その娘との風変わりな同居生活を通して「幸せって何? 家族って何?」を考えるハートフルラブコメディー。松本が家事をしない主人公・西園寺一妃(さいおんじ・いつき)を、松村が訳アリシングルファーザー・楠見俊直(くすみ・としなお)を演じる。

 西園寺一妃は、アプリ制作会社でバリバリ働く38歳の独身女性。大ヒットアプリを数々生み出すなど仕事ができる上に、明るくポジティブでコミュ力高め。面倒見も良く上司や先輩、後輩、取引先からの信頼も厚い。そんな誰もが憧れる西園寺さんが「絶対にやりたくないこと」は、家事だった。「掃除なんてしなくても死なない」「料理できなくてもご飯は買えるから問題なし」「服やパンツは全自動洗濯乾燥機から取り出してそのまま着れば効率的」と、あの手この手で「家事をしない生活」をしてきた西園寺さんは、マイホームを買い、創意工夫を凝らした“家事ゼロの暮らし”を実現させた。

 西園寺さんが“自分史上最高の生活”を満喫していたある日、年下のイケメンエンジニア・楠見が、西園寺さんの勤める会社に転職してくる。楠見はアメリカ帰りの天才肌だが、無愛想で変わり者。4歳の娘・ルカを育てる訳ありシングルファーザーであることが判明する。さらにトラブルで家を失った楠見親子は、なぜか「偽家族」として西園寺さんと一緒に暮らすことになってしまう。

 主演を務める松本は、「2007年のデビューから18年。40歳という節目でGP帯初主演のお話を聞いた時の私の第一声は、『嘘ですよね?』でした。ネガティブな感情ではなく、客観的にそう答えずにはいられませんでした」と驚きを告白。「“焦らず驕(おご)らず丁寧に”をモットーに、少しでも前に進もうとしていた、そんな葛藤多き20代30代でしたので、本当に驚きとうれしさと感謝の気持ちでいっぱいになりました」と喜んだ。

 また、「コミカルな要素と心地よいテンポで織りなす魅力溢れる作品に一瞬で引き込まれました。家事をしない主人公のおかげで(笑)、家事との向き合い方や暮らし方がとても勉強になりましたし、家族それぞれの生活スタイルの中に潜む、ユーモアやドキドキ感にすごく魅了されました」と原作の魅力も語った。

 自身が演じる西園寺さんについては、「とにかく“家事をしない”ので、夢だった『家事をしないホーム』を愛犬・リキとの生活のために購入! 仕事ではみんなから慕われ、プライベートも昔からの大親友との会話からもうかがえるように、リア充な今どきの女性です」と説明。「家事が嫌いなのではなく“家事をしない”のには大きな理由があり、そんなところも楽しみに見ていただけたらうれしいです」と語っている。

 松村は2013年放送の『ぴんとこな』以来、11年ぶりTBSドラマに登場。同作のオファーに、「こんなにもたくさんの方が見る作品に、僕を仲間入りさせてくれたことを本当にうれしく思いました。未熟なところがある分、全力で挑みながら作品と共に成長したいと思いました」と意気込んだ。

 自身が演じる楠見については、「ひたむきな性格というよりは、ひたむきなことが必要となりそこにのめり込んでいった毎日を、必死に生きている人だと感じました」と語り、「毎週楽しい時間と、共感から生まれる救いを感じてもらえると思います。軽やかな気持ちで毎週見ていただければと思います!」と呼びかけている。

次のページへ (2/2) 【写真】ひうらさとる氏の原作『西園寺さんは家事をしない』
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