今からちょうど50年前の1970年、伝説のロックグループ「ザ・ビートルズ」が解散した。ジョン・レノンとジョージ・ハリスンは亡くなったが、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターは健在だ。7月7日は、名ドラマーで歌い手としても精力的に活動するリンゴの80歳の誕生日。ポールも参加するコンサートを行う話し合いが進行していたが、実現する運びとなったことをリンゴがYouTubeで発表した。

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴（JAF Mate Onlineへ）

「私の誕生日に平和と愛をテーマにして、これまでとは違うコンサートをします」――。米誌「ローリング・ストーン」に抱負を語ったリンゴ。「これまでとは違う」というのは、大きなコンサート会場での催しではなく、新型コロナウイルス禍の時節柄、リモートによるオンライン・コンサートになるという意味だ。それでも、ライブ音楽はもちろん、2人の会話やほかのミュージシャンも加わる予定だという。

　同誌の中でリンゴは、現在米国内で起きている人種問題に言及。「ビートルズは黒人音楽から影響を受けたから、黒人はいわばヒーローなのです」と語った。インタビューの最後には両手でピースサインを作り、「ピース・アンド・ラブ」とお決まりのメッセージを送った。