14歳の俳優・筧礼、最年少で太田プロ所属「今までの自分を壊す」 元てれび戦士・レイとして活躍
14歳の俳優・筧礼(かけひ・れい)が、太田プロダクションに所属することが1日に発表された。同事務所では最年少の所属俳優となる。

一度は不合格も半年後に自ら再挑戦
14歳の俳優・筧礼(かけひ・れい)が、太田プロダクションに所属することが1日に発表された。同事務所では最年少の所属俳優となる。
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筧は2019年4月の小学4年生の頃から、NHK Eテレ『天才てれびくんYOU』『天才てれびくんhello,』『天才てれびくん』の3シリーズで、てれび戦士・レイとしてレギュラー出演してきた。24年3月に同番組を卒業し、5月1日から太田プロ所属となった。
所属経緯について筧は、「初めは知り合いから、太田プロさんは家族的な温かい事務所らしいよと聞いたのがきっかけでした」と説明。その後、太田プロのワークショップに参加し、マネジャーから芝居を見てもらったという。「こんなにも自分に向き合ってくれて、厳しく温かい意見をくれるんだと驚きました」と振り返った。
しかし、「その時は急に自分が空っぽに感じて涙が溢れて芝居に対する思いを伝えられなかったり、読解力や表現力が大人の俳優には追いつかず結果はダメでした」と、その場での合格には至らなかったと告白。「でもそれが私の成長するきっかけになり、やはりそのようなマネジャーさんがいる事務所で頑張りたいという気持ちが強まり、半年ほどして再度自分で連絡して、もう一度芝居を見ていただきました」と明かした。
「そしてその晩に、『太田プロでがんばってみますか! その根性に今後の可能性を感じました』とお返事をいただき、所属できることになりました」と、所属に至った経緯を語った。
もともと劇団ひまわり所属だった筧は、「保育園の先生が、AKB48の指原莉乃さんがセンターだった『恋するフォーチュンクッキー』のダンスを教えてくれたことがきっかけだったんです」と語り、「みんなと踊るのがすごく楽しかった! だから今回、ご縁があって指原さんがいらっしゃる太田プロさんに入れるなんてうれしくて驚いています」と喜んだ。
また、「しっかり役作りをした俳優としての自分を見せていきたいです」と今後の目標を宣言。「子役から大人の俳優として結果を出すのは簡単なことではないと思っています。自分がこれまで築いてきたものはとても大切ですが、今までの自分を壊すこと、それが私に必要なことだと感じます」と語り、「怠らずに丁寧にお芝居に向き合って、自分だけの武器を見つけて作品に挑んでいきます。そしてバラエティーではとことん素の自分を出していきます! どちらも全力です!!」と意気込んだ。
また、「これまで応援してくださったみなさん! いつも本当にありがとうございます! 手紙やコメントなどとても励まされています!」とファンに感謝。「これからは、毎回新鮮なお芝居で驚かせられるような俳優を目指していきます。天てれやドラマ、映画の現場を経験して、温かくて楽しいだけでなく、情熱と緊張感のあるこのお仕事が私は好きです」と語り、「私の基礎を育ててくれた劇団ひまわりへの感謝も忘れず、みなさんに笑顔だったり涙を届けられるよう頑張ります。これからも応援よろしくお願いします!!」とあいさつした。
