乃木坂46の井上和（いのうえ・なぎ＝19）が、ファッション誌・non-no（集英社刊）の専属モデルに就任したことを12日、集英社が発表した。今月19日発売の6月号からnon-noモデルとして登場する。

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　井上は2021年に行われた乃木坂46の5期生オーディション最終審査で、「non-no賞」を受賞した。その副賞として、22年non-no 9月号で誌面に登場。透明感あふれるルックスが読者の間で話題になり、登場リクエストが絶えない状態になったという。

　それを受け、不定期ゲストとしてたびたび、誌面に登場していたが、10代ラストイヤーで、後輩となる乃木坂46の「6期生募集」が始まったタイミングで、新たな挑戦をしたいと思っていた井上と、「読者と同世代で、等身大のモデルを迎えたい」と考えていた同編集部の思いが一致し、専属モデル加入が決定したという。

　井上について、中込直子編集長は「今は服をきれいに見せるだけでなく、努力家であることや自分のスタイルを持っていることが、モデルとして支持される条件」とし、井上への期待を込めた。

「乃木坂46でポジションに甘んじることなく努力を重ね、自分の魅せ方を知っている井上さんは、そんな条件にぴったり。読者と同世代でもあり、身長も読者の平均身長に近いので、親近感がありながら、憧れでもあるモデルとなって、新たな風を吹き込んでくれそうです」

　乃木坂46の公式サイトによると、井上の身長は156センチ。同誌のインタビューでは「誰しもモデルさんへの憧れはあると思うんですが、自分にとっては遠い憧れの世界という感覚もあるので、実は、撮影している今も実感がわいていないのが正直な気持ちです」と話しているが、撮影では見事なポージングや表情のバリエーションを見せていたという。

　井上は昨年、32枚目シングル『人は夢を二度見る』で初の選抜入りを果たし、続く33枚目シングル『おひとりさま天国』では初の表題曲センターに抜てきされ、一気に知名度を上げた。文字通り、グループの次期エース候補。雑誌の表紙にもたびたび登場し、今年元日からTOKYO FM『SCHOOL OF LOCK！』（月～金曜午後10時）で、毎月第1週月～木曜レギュラーを務めている。