元櫻坂46で俳優・タレントの菅井友香が、4月からテレビ東京の人気番組『開運！なんでも鑑定団』の新MCに就任。2日午後6時25分から放送される『テレビ東京開局60周年特別企画　開運！なんでも鑑定団 祝！30周年春の3時間半スペシャル』で初お披露目となる。レギュラー放送の収録を終えた菅井が、今田耕司、福澤朗とともに囲み取材に応じ、意気込みを語った。

　菅井は、新MCのオファーを振り返り、「自分が生まれる前から放送されていて、小さい頃から家族で見させていただいていた番組なので、こんなに愛され続ける番組に、まさかまさかMCとして加えていただけるなんて、夢ではないかと思いました」とコメント。実際の収録を終えて、「夢ではなかったと改めて実感しています。しっかり気を引き締めて、受け継ぎたいと思っています」と語った。

　収録の感想を聞かれると、「観覧のお客さまの盛り上がりがうれしかったです。ご観覧の皆さまのお力も感じて、ありがたいと思いました。実際に生で見るお宝というのは、こんなにも違うんだと、依頼人の方の人生ドラマにも驚かされて、この番組の魅力なんだと実感しました」と回答。お宝を公開する際に、お宝に被される布を上げる大役を務め、「形も大きさもそれぞれ違うので、むずかしいと思い、今日は本番前に練習させていただきました。慎重にお宝を壊さないように細心の注意を払って頑張らなきゃと思っています」と感想を述べた。

　先輩MCの福澤は、坂道グループの大ファンの息子が食いついていたことを明かし、「ティーン世代に影響を及ぼしていると思いました。これを機に、日本の古き良きものに興味を持つ若者が増えてほしいと思っています」と期待。「この番組は地獄絵巻のような展開がある。そんなときに、僕と今田さんはどうしようもない。地獄で出会った天使のような温かい一言を依頼人さんにかけていただけると救われます」と伝えた。

　今田は「ちなみに1本目の収録で『こんなときなんて声かけますか？』と聞いたら、『真実が分かってよかったです』と傷口に塩を塗るようなコメントをしていた」と暴露しつつ、「爽やかな笑顔で、これはいい持ち味だと思いました。思ったことを素直に表現したら、それでいいかなと思います。見た感じの清涼感で、大抵のコメントは浄化できる」と解説。「これは才能だと思いました。それは持って生まれてきた環境でしたり、いろんなことが加味されて出る雰囲気。のびのびと番組で出してもらいたい。とにかく爽やかです」と絶賛していた。

　約7年半にわたりアシスタントとして番組を盛り上げた片渕茜アナウンサーが4月から報道番組に専念するため卒業を発表。片渕アナは4月16日放送回が最後の出演、菅井は4月23日放送回からの出演となる。