【3150FIGHT】重岡銀次朗がボディーワンパンで255秒KO! 2度目の防衛成功でメインの兄・優大へ弾み

王者・重岡銀次朗(ワタナベ)が同級6位ジェイク・アンパロ(フィリピン)に2R1分15秒KOで2度目の防衛に成功した。メインイベントで防衛戦を行う、WBC世界同級王者で兄の優大(ワタナベ)へ弾みをつけた。銀次朗の戦績は11勝(9KO)1無効試合。

2R、KO勝利する重岡銀次朗=名古屋国際会議場【写真:(C)産経新聞社】
2R、KO勝利する重岡銀次朗=名古屋国際会議場【写真:(C)産経新聞社】

第5試合、IBF世界ミニマム級タイトルマッチ

ボクシング興行「3150FIGHT vol.8」(2024年3月31日、名古屋国際会議場・イベントホール=ABEMAで全試合無料生中継)第5試合、IBF世界ミニマム級(47.6キロ)タイトルマッチ

 王者・重岡銀次朗(ワタナベ)が、同級6位ジェイク・アンパロ(フィリピン)に2R1分15秒KOで2度目の防衛に成功した。メインイベントで防衛戦を行う、WBC世界同級王者で兄の優大(ワタナベ)へ弾みをつけた。銀次朗の戦績は11勝(9KO)1無効試合。

 銀次朗は当初、対戦予定だったアルアル・アンダレス(フィリピン)が体調不良で試合をキャンセル。急きょアンパロとの対戦に変更になっていた。銀次朗は前日会見で、「月曜(25日)に聞いてどうなるかと思ったんですが、すごく早く動いてくれた。相手にも感謝しています」とコメントしていた。

 サウスポーの銀次朗。オーソドックスのアンパロとまずは探り合う展開となった。2R勝負は突然決した開始1分。踏み込んでのボディーでアンパロはもん絶ダウン。10カウントで立ち上がれなかった。

 試合後、リング上で「みなさんありがとうございました。試合前からいろいろあってあたふたして、心境もブレブレだった時もあったんですが、皆さん久しぶりのワンパンどうでしたか?」と呼びかけ、喝采を浴びていた。

 さらに「今回はいろいろやりながら、どんな相手か見ていこうと思ったんですが、まさかボディーワンパンで倒せるとは思ってなかった。結果的にワンパンで倒せたんですが、1R目からやっていて相手パンチあったし、冷静に戦ってよかったなと思うし、この先も1度も油断することなく勝ち続けたいなと思いました」ときれいな顔で振り返った。

次のページへ (2/2) 【動画】ボディーワンパンでKOする衝撃のシーン
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