関口宏、『サンモニ』勇退 36年半の総合司会振り返り「いろんなことを勉強させてもらった」

タレントの関口宏(80)が31日、総合司会を務めるTBS系『サンデーモーニング』(日曜午前8時)を同日の放送をもって降板した。

TBS【写真:ENCOUNT編集部】
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後任の膳場貴子へ助言「日曜日の朝っていうところを1つ大事にして」

 タレントの関口宏(80)が31日、総合司会を務めるTBS系『サンデーモーニング』(日曜午前8時)を同日の放送をもって降板した。

 この日は最後の出演回となったが、通常通り番組を進行。番組終盤に「今日のこの放送を持ちまして私担当の『サンデーモーニング』は終了となります。36年と6か月でございました」とあいさつ。そして「懐かしい映像を見ていきたいと思います」と放送初日やベルリンの壁崩壊、湾岸戦争、9・11同時多発テロ、東日本大震災など、これまでニュースを伝えてきたVTRとともに放送を振り返った。

 ロシアのウクライナ侵攻のVTRでは「世界はいい方向へ向かっているとは思えないような気が今私はしております。壊れゆく時代という今年の正月のテーマでございました。考えてみれば36年6か月、このサンデーモーニングでいろんなことを勉強させてもらったかなと思っております。そのことにつきましても、ありがとうございました」と視聴者に向け感謝を述べた。

 その後、後任である膳場貴子をスタジオに招き入れると「日曜日の朝っていうところを1つ大事にしていただいて」とアドバイスを送っていた。さらに「私は今日で消えます」と冗談を飛ばしていた。

 関口は1987年10月4日の番組スタート以来、36年半に渡り同番組の司会を務めてきた。昨年10月22日の放送で2024年3月末に勇退することを生報告。その上で「引退するわけではございません」と発言していた。

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