ネットが気になった大谷翔平の言葉の“変化” 揺れ動く心情に「これ見たら誰でも応援したくなる」

ドジャース・大谷翔平が25日(日本時間26日)、違法賭博に関与したとして球団を解雇された元通訳・水原一平氏の騒動について声明を発表し、自身の関与を完全否定した。初めて自身の口から説明したが、見守っていたファンは大谷の“変化”に注目していた。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

水原一平氏の呼び方が次第に変化

 ドジャース・大谷翔平が25日(日本時間26日)、違法賭博に関与したとして球団を解雇された元通訳・水原一平氏の騒動について声明を発表し、自身の関与を完全否定した。初めて自身の口から説明したが、見守っていたファンは大谷の“変化”に注目していた。

 大谷は会見で、自身の違法賭博への関与を完全否定。「数日前まで、彼がそうしていたことも知りませんでした。結論から言うと、彼が(大谷の)口座からお金を盗んで、僕の周り、みんなにうそをついていた」「信頼していた方の過ちは悲しくショックです」などとメモに目を落としながら、約10分間にわたってコメントした。

 この問題で大谷が口を開くのはこれが初めて。会見の様子はNHKでも生中継されるなどしたが、一部の日本人ファンが注目したのは水原氏の呼び方の変化だった。

 最初は「彼」と呼ぶことが多かったが、途中からは「一平さん」へと変化。これにネット上では「はじめは『方』途中から『彼』後半は『一平さん』になってたの本当に辛い」「会見で水原氏を『彼』から『一平さん』呼びになっていく事と水原氏の行為を『裏切り』ではなく『過ち』って表現する人間性 こんな会見を見たら誰でも応援したくなるわ」「大谷さん自身も揺れ動いているのかな」「こんな事態になっても尚「一平さん」と呼ぶ彼の胸中を思うと堪らなく、涙が出てきた」「オオタニサンの会見、最初は彼だったのに、話していくことで感情出てきて一平さんとなったのが良いな。人の子だったんだな」などと心境をおもんばかる声が上がっていた。

次のページへ (2/2) 【動画】実際の会見の様子
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