歌手松田聖子（62）が中央大法学部通信教育課程を卒業したことが25日、分かった。ユニバーサルミュージック合同会社EMI Recordsが同日、聖子が24日に中央大から「法学士」の学位を授与されたことと、本人のコメントを発表した。

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「このたび、中央大学法学部通信教育課程を卒業することができたことを大変幸せに思います。中央大学で法律を学ぶことができた4年間は、私にとって素晴らしい時間でした。あたたかくご指導いただきました先生方、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。大学で学んだことを糧にして、これからも仕事に励んでまいります。何卒よろしくお願いいたします。松田聖子」

　芸能人では、KAT-TUN・中丸雄一が早稲田大人間科学部eスクール人間環境科学科を5年かけて卒業した例があるが、仕事をしながら、授業、課題をクリアしていくことは至難。しかも、60歳を過ぎた聖子が4年での卒業で、入学自体も知られていなかったことから、ファンは仰天。ネット上では「素晴らしい努力」「頭が下がります」「こういう方を本当に尊敬する」「ストレートはすごい。自分は10年かかった」「勉強法を教えてほしい」などの声が相次いでいる。

　また、中大大学院法務研究科の野村修也教授はこの日、Xを更新し、「ご卒業おめでとうございます。中央大学法学部通信教育課程は、受講スタイルが違うだけで、通学生と変わらぬ教育が行われております。そのため卒業は容易ではなく大変な努力が必要です」と説明。その上で聖子に「卒業後は、中央大学法学部の卒業生として大いにご活躍されることを祈念いたしております」とエールを送った。