TARAKOさんまる子、最後の台詞は水を飲んでの「ん、ん、ふわーっ」 エピソード終了後に感謝テロップ

フジテレビ系アニメ番組『ちびまる子ちゃん みんなに幸せいっぱい、きますように!春のお楽しみSP』(日曜午後6時)が、24日に放送され、今月4日に63歳で亡くなったまる子役の声優・TARAKOさんが、「最後の出演」を終えた。

TARAKOさん
TARAKOさん

フジテレビ系アニメ『ちびまる子ちゃん』の特番で“最後の出演”

 フジテレビ系アニメ番組『ちびまる子ちゃん みんなに幸せいっぱい、きますように!春のお楽しみSP』(日曜午後6時)が、24日に放送され、今月4日に63歳で亡くなったまる子役の声優・TARAKOさんが、「最後の出演」を終えた。

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 1時間特番のこの日は、『ぜんぜん知らない親せき人』の巻、『さくら家に謎の影!? 奴の名はG』の巻、『たまちゃんのゆううつ』の巻、『まる子、水の味がわかる?』の巻の計4エピソードで構成された。オープニングでは初代のオープニングテーマ曲である渡辺満里奈の「うれしい予感」が流れた。

『まる子、水の味がわかる?』は新作にしてTARAKOさんがまる子に声を吹き込んだ最後の作品。同エピソードでの最後のせりふは「ん、ん、ふわーっ」とまる子が水を飲んで発した言葉だった。

 エピソードが終わると「TARAKOさんありがとうございました」のテロップが流れた。エンディングはちびまる子ちゃんと爆チュー問題(お笑いコンビ・爆笑問題が扮するネズミのキャラクター)の楽曲「アララの呪文」だった。

 TARAKOさんは1981年にアニメ『うる星やつら』で声優デビュー。90年に『ちびまる子ちゃん』の主人公「まる子」役に抜てきされた。これをきかっけにTARAKOさんは一躍、人気声優になったが、シンガー・ソングライター、ナレーターとしても活躍。演劇集団WAKUを主宰し脚本・演出を手掛けていた。

 なお、TARAKOさんの後任、同番組の今後についての発表はいまだにない。

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