ダイエット前後のビフォーアフター写真を投稿し、その激変ぶりがネット上で大きな話題を呼んだのがYumika（@yuu_stri17）さんだ。8か月で15キロの減量に成功し、現在はモデルやグラフィックデザイナーとして活躍している。いったい、どのように減量したのか詳しい話を聞いた。

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「-15kgしてまさか　こんな服が着れるようになるとは」

　3月3日、Yumikaさんがネット上に自身のビフォーアフター写真を投稿すると、500万件を超える表示回数を記録。「めちゃくちゃ綺麗！」「ほんまに同一人物？」「信じられないほどの変化」「努力が目に見えますね」「理想すぎます」「すげぇ…ダイエットのモチベにします！」など驚きの声が上がった。

　左の写真は18歳のころのもので、右の写真はダイエット後にSUPER GTでレースクイーンを務めたときのものだ。腹筋が浮き出るボディーは、ポーズも決まっている。別人のような雰囲気だ。

「現在は広告などのモデル、インフルエンサーとしての活動の傍ら、ウェブクリエーティブ制作をはじめとしたさまざまな企業様の広報活動を担当しています」と現状を語った。

　減量を始めたのは、高校時代だった。

「当時好きだったアーティストの方がおり、地元でライブがあったのですが、ライブハウスでアーティストとの距離が近いのもあり、その推しに『かわいい！』と思ってもらうために痩せようっと思ったのがきっかけです。完全に下心ですが（笑）」

　きっかけはふとしたことでも、努力を続けた。「その後、高校の卒業式や大学生活のため…など小さな目標も作りながら減量をしていました」と節目節目をモチベーションに、コツコツと減量に励んだ。

　気づけば8か月で15キロの減量に成功。どのように成し遂げたのだろうか。

「本当にシンプルですが、食事改善と運動です。野菜、タンパク質中心の食生活で、脂質と糖質は控えるように改善しました。また、毎日食べていたお菓子やファストフードも断ち、一切食べませんでした。そこに筋トレや1日40分のウオーキングやダンスなどの有酸素の運動を入れました。食事改善と適度な運動を毎日継続し、減量することができました」

　以前は週5でファストフードを食べるような食生活だった。体への意識を変え、誘惑を断ち切ったことが、結果につながったという。

　理想的なボディーを手に入れると、心持ちも変化した。

「減量してから外見に加えて自分の内面、性格やマインドもガラリと変わりました。以前は自分に自信がなく、引きこもっていたり、周りの目線が怖く積極的に行動できなかったり、どちらかというと影に隠れて生活していました」

　減量を機に消極的な自分とは決別した。

「減量での見た目の変化や達成感が自信へとつながり、自分から進んで行動できるようになったり、挑戦する力がついたり、何よりどの場面においても（自分磨きや仕事など）上を目指そう！　と思う向上心を持てるようになりました。そして日常生活も楽しくなり、その経験が今私が実現したい『日常生活に“楽しさ”と“輝き”を』という目標にもつながっています」

　スタイルを維持する一方、自信を手にしたYumikaさんは現在、会社設立の準備中。ダイエット経験を通じて身体についての知識を学び、フィットネスの分野にも携わっている。“推し活”をきっかけに、人生は大きく飛躍したと言えそうだ。

　投稿が大きな反響を呼んだことには、「率直に多くの方に反響いただいたこと、とてもうれしく思います」と笑顔。

「過去の写真を公開しているのは、私自身-15キロの減量を機に、いろいろな面で変わることができたことから見た人の背中を押し、行動のきっかけや機転を作れたらと思うからです。私の投稿がダイエットだけではなく、さまざまな場面で何か1つのきっかけになればうれしいなと思っています」

　ジムでのトレーニングの様子やバキバキの腹筋を作った食事なども公開。やはり継続は力なりだ。