タレントの土田晃之が23日、関西テレビ『LIVEコネクト！』（土曜午前11時20分）にコメンテーターとして出演。番組ではドジャース・大谷翔平の元通訳で、違法賭博への関与の疑いで球団を解雇された水原一平氏の問題を取り上げた。

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　大谷の口座からのブックメーカーへの多額な送金の認識について、水原氏の発言が1日で一変したことで騒動が拡大。MCの石井亮次アナウンサーから見解を聞かれた土田は、「まあ、分かんないことだらけなんで。コメント難しいなと思って。水原氏がある程度、大谷さんからお金を預かってる口座が1個あってそこから払ってんのか、大谷さんが『水原さんが借金したから、それじゃあオレが払うよ』って言ったのかとか全部分からないんで。そもそもドジャースの（ロバーツ）監督が『まだ分からなくてコメントできない』って言ってんだから、我々はコメントできませんよ」とお手上げ状態と明かして笑わせた。

　番組では、メジャーリーグ取材歴29年というMLBアナリストの古内義明氏が解説で登場した。MLBの正式な調査開始が決まったことについて「非常に大きな意味を持ちます。調査対象になったということ」と発言。大谷の今後のプレーは「ドジャースの判断次第」とした。「嫌疑がかかった選手を出すかどうかは、ドジャースが決めることなんですよね。週明け、ドジャース方針を決めるかどうか、会見しかないですね。一方で、大谷サイドの弁護人も会見する必要がありますよね」と話した上で、「私の予想は調査結果が出るまでは、ドジャースは（大谷を）40人枠、メジャーリーガーとして登録しながら、（大谷は）出場をたぶん続けると考えています」と見解を示した。

　2021年から賭博を始めたという水原氏は当時、大谷とともにエンゼルスに在籍していた。水原氏は野球賭博を否定しているが、エ軍を巻き込んだり、広がり次第ではほかの選手の名前が上がる可能性も指摘。さらに、ド軍との契約前に大谷サイドの代理人が賭博の事実を知っていた場合にも、問題が起こる可能性があるとした。話題の終盤にも話を振られた土田は「いくらここでみんなでしゃべってもあれなんで。正式な会見とかコメントとかがほしいなと」と返した後、古内氏の詳しさに「信じられないぐらい知ってますね。大谷翔平の横にずっといるんじゃねえかって思うぐらい。あんなに時系列とかも言えるんだ」と驚嘆。石井アナも同意すると、「何でも知ってる。すごい」と改めて感心した。