藤井貴彦アナ、14年間出演の『news every.』卒業で涙「本当にありがとうございました」

日本テレビの藤井貴彦アナウンサー(52)が22日、14年間メインキャスターを務めた同局の報道番組『news every.』(月~金曜午後3時50分)を卒業した。藤井アナは3月いっぱいで同局を退社し、フリーアナウンサーに転身する。

日本テレビ・藤井貴彦アナウンサー【写真:ENCOUNT編集部】
日本テレビ・藤井貴彦アナウンサー【写真:ENCOUNT編集部】

4月からはフリーアナとして『news zero』を担当

 日本テレビの藤井貴彦アナウンサー(52)が22日、14年間メインキャスターを務めた同局の報道番組『news every.』(月~金曜午後3時50分)を卒業した。藤井アナは3月いっぱいで同局を退社し、フリーアナウンサーに転身する。

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 慶応大出身の藤井アナは、1994年に同局に入社。2010年3月29日にスタートした同番組のメインキャスターを、14年間を務めてきた。

 卒業を迎えるこの日は、同番組放送前から日テレ公式YouTubeチャンネルに「藤井貴彦キャスターまとめ」の映像がライブ配信。「お疲れさまでした」の声などが寄せられていた。

 世間の「旅立ち」や「卒業の思い出」を特集するコーナーで藤井アナは「小学校のとき、卒業式の練習をたくさんした。『楽しかった 卒業旅行』って何度も練習して、こうやって卒業式は作られているのだと」としみじみ。

 10年から藤井アナとともにキャスターを務める元バドミントン選手の陣内貴美子氏は、番組卒業の藤井アナに触れ「あと2時間ちょっと寂しいですよね~」とコメント。これを藤井アナはスルーし、無言でカメラを見つめ続けていた。

 午後6時14分には全国版の同番組の視聴者に最後のあいさつ。「14年にわたってチャンネルを合わせてくださった皆さん、本当にありがとうございました。いつかこの日が来ると思って自分の中で何年準備をしてきましたので、無事にピリオドを打ててよかったと思っています」と話していた。

 放送時間が残り20分になると「藤井貴彦が伝えてきた瞬間」の特集が放送。14年間の思い出写真で作った、藤井アナの顔のモザイクアートも贈られた。

 残り時間2分、藤井アナは「14年間、本当にありがとうございました。自分のことを言うことが苦手だということが分かりました。いい言葉……自分のために作ってみようかなと思ったんですけど、ここ2、3日全然出なくて……誰かの背中を押すことしか自分にはできないのかなと」と涙ぐむ。

 続けて、「だから一緒にいる仲間がすごくありがたかったですね。特に陣内さん。本当に陣内さんいなかったら私、14年間やれてなかったと思います。あの、結婚してるわけじゃないんですけど、本当に仲良くさせてもらって」と振り返っていた。

 同番組は25日から俳優の桐谷美玲と元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が新キャスターに就任。同局・森圭介アナ、鈴江奈々のダブルメインキャスター体制で生まれ変わる。なお、現在も出演中の陣内氏とお天気コーナーを担当している木原実氏は継続して出演する。

 藤井アナは3月いっぱいで同局を退社するが、4月からはフリーアナとして『news zero』(月~木曜午後11時、金曜は午後11時30分)を担当することが発表されている。

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