TBS系ニュース番組『Nスタ』（月～金曜午後3時49分）は19日、今月25日の放送から、コンビを組んで8年目に入る井上貴博アナウンサー（38）とホラン千秋（35）が、月曜～木曜を担当し、日比麻音子アナウンサー（30）が金曜のメインキャスターとなることを発表した。井上アナは昨春からは水～金曜の担当だったが、再びホランと週明けから4日連続での担当になる。

　同番組では元日に発生した令和6年能登半島地震の被災地に、井上アナ、日比アナ、南波雅俊アナが相次いで入り、現地の状況、被災者の様子を伝えてきた。そして、少しずつ復興の兆しが見えている中、井上アナとホランが「特集」枠の取材で石川県を訪れた。地元グルメを堪能し、伝統工芸体験などする中、独身の2人はこの7年間のことに加え、結婚に関するトークをしている。この旅の模様は、一部地域を除いて、今月25日、26日に放送を予定している。

井上アナ
「初めての2人でのロケ、新鮮でした。能登半島地震からの復興、食と文化などを発信したいという思いで企画したものです。 我々のニュース番組とは到底思えないゆる～い普段の会話をそのまま電波に乗せる形になります。この春からは、週4日の出演になります。ネット全盛の時代でテレビをつけてくださる方に、どんな付加価値をお届けすることができるか模索します。テレビマン、局アナとして、テレビ報道を変えていきたいと本気で考えています。7年間ともにしたからこそ遠慮なく、NOと言えるホランさんとの関係性。台本のない“汚い生放送”を目指して、スタッフともども試行錯誤を続けていきます」

ホラン千秋
「今回特集のロケという形で、井上さんと2人でいろいり巡るのは初めてでした。 金沢では、おいしい食べ物や素敵な景色、温かい人たちとの出会いがあり、スタジオからニュースを届けているいつもの状態とは違った私たちの素の会話が自然と飛び出すような楽しい取材でした。 春からは井上さんと月曜日から一緒にお伝えすることになりますが、7年前にスタートさせた今の 『Ｎスタ』の原点に返る気持ちで、これからも世の中の出来事や様々な声をお伝えしていきたいです」